iPadグラレコ | 〜RELEASE; Forum & Gathering 2018〜
オープンしたばかりのInter-Localなワークステーション、TRAFFFICさんにて開催された、RELEASE;さん主催の『RELEASE; Forum&Gathering 2018』に参加してきました。
勢いでグラレコさせていただくことに。
いち参加者として参加する予定が、開演直前にイベントのオーガナイザーの方とお話していると、「グラレコやってるの!絶対みんな見たいから、みんなに見せようよ!」というとても嬉しいご提案をいただき、急遽、公式にグラレコをさせていただくことになりました。
以前の記事で、「仕事でグラレコするなら、とにかく予習が全て。」という趣旨のことを書きましたが、今回はいきなり決まったので、予習はゼロでした。提案してくれたオーガナイザーの方に、「概要というか、発表者がどんな話をするか、聞いておきたいんですが・・」と聞いたら、爽やかに「ないよ!」という返事が返ってきました。全ては始まってみないとわからない、という条件で、正直、アウトプットの予想が全然つきませんでした。ですがせっかくのチャンスなので、とにかくやってみたい!と思って、段取りをはじめました。
最近、「気軽な勢い」の重要さを改めて感じています。「いいね!やろうよ!」と誰かを巻き込む気軽さも、それを受けて「いいね!やります!」と応える気軽さも、とっても大事だと感じています。
二つ返事で面白そうなことにチャレンジするようになったのには、小さな成功体験が増えてきたことや、練習で手が慣れてきたことが積み重なって、自信がついてきたからだと思います。もう一つは、グラレコというものが、あまり失敗のしようがないものだと認識しているからだと思います。そもそもグラレコが存在しなくても、イベント自体は成立します。そこに、コミュニケーションを助ける付加価値としての役割でグラレコが機能するので、あとはどれだけクオリティを高めてそれに寄与できるか、というところに集中すれば良いのだと考えるようにしています。そうすると気楽に挑めるようになりました。
会場との共有
設備環境の関係で、iPadから直接プロジェクターに接続する術がなかったので、リアルタイムに描いているところをライブに会場と共有する、ということはできませんでした。そのかわりに、アフターパーティーの開始時に、完成したグラレコ画像と、そのタイムラプスメイキング映像を、プロジェクターで投影して、お披露目させていただくことになりました。運営の方にもしっかりと紹介していただき、私も話をさせてもらいながら、全員で最初から最後まで見ることができて、会場はとても盛り上がりました。やっぱり、会場の方々全員に、きちんと意図を共有することはとても大切ですね。
イベント自体が面白いので、描いている私もとっても楽しかったです。主催のRELEASE;さんは、クリエイティブとビジネスの専門家の集団ですので、このイベントにも、個人や組織で活躍されている様々なクリエイティブ分野の方々が集っていました。そんな中で多くの方に関心を寄せてもらい、素敵な出会いがたくさんありました。ありがたいことです。。
成果物
表紙
13:10-13:30:オープニングトーク
『RELEASE;というアイデア』
曽 緋蘭(RELEASE;)、桜井 肖典(RELEASE;)
15:00-16:20:トークセッション『サステナビリティ』
・但馬 武さん(RELEASE;)よりインスピレーショントーク
・廣海 緑朗さん(株式会社ヒューマンフォーラム)よりインスピレーショントーク
・全員参加型ダイアログ『サステナビリティ』
15:00-16:20:トークセッション『ウェルビーイング』
・藤本 靖さん(身体環境研究所)よりインスピレーショントーク
・関 恵さん(発酵食堂カモシカ)よりインスピレーショントーク
16:30-17:50:トークセッション『クリエイティビティ』
・江口 海里さん(Kairi Eguchi Design)よりインスピレーショントーク
・兼松 佳宏さん(京都精華大学)よりインスピレーショントーク
・全員参加型ダイアログ『クリエイティビティ』
今回は、事前インプットゼロでのグラレコで、とてもチャレンジングでした。やると決まったときは、「予習も全くしてないのに、リアルタイムに要点つかめるか?」とクオリティへの不安もありましたが、場数も少しばかり踏んできたおかげで、案外と「ちょうどよく」できました。もちろん改善点もたくさんあるので、今後も精進します。
前回の記事
↓ お仕事でトークセッションのグラレコをさせていただいたときの学びをまとめた前回の記事はこちらです。がっつり予習もしていたので、まったく違うアプローチです。
次回予告
ヒューマンセンタードデザイン学会のイベント『UXの現在と未来』でグラレコを担当させていただくことになりました。このイベントに登壇する会社の先輩が、グラレコをできるよう手配してくれました。よろしくお願いいたします。
↓ Twitterでも、より頻繁に日々のアウトプットを投稿しています。よろしくおねがいします。