エジソンの残したもの
小学校低学年の頃、親に買ってもらったエジソンの伝記に感銘を受け、何度も何度も読み返したことを最近思い出したので、振り返ってみます。
エジソンと言えば発明王で有名ですね。蓄音機やレコードプレーヤー、電話にトースターや電気機関車、株式相場表示機や電灯照明システム、映画用のカメラなど、そんなものまでエジソンだったのかというくらい数多くのものを発明しています。
今回フォーカスしたいのは、これらの発明にまつわるエピソードではなく、彼の残した数多くの言葉についてです。
その中から、私が記憶にとどめたいと思ったものをいくつか紹介します。
これだけ見ると負け惜しみのようにも見えますが、失敗したと下を向くことなく、常に上を向いていることがうかがえます。
こちらはよりはっきりと“失敗は成功の基”と言っています。
この“それは次の一手となる”こそが彼の神髄だと思います。ただ落ち込まずに前向きなだけでなく、次の一手に利用する、そこまでやって初めて失敗が生きてくるのです。また、そこまでやらないとだめなのです。
“もう一回だけ”を繰り返してダメだったのに、さらにもう一回やるには、相当強い信念が必要ですが、この時、あともう少しのところまで来ているのが分かれば、あきらめることも無くなるでしょう。気持ちの持ち方ひとつで変わるものですね。
彼は自分のことを天才だと思っていないようです。自分が学歴もない凡人だからこそ、人一倍努力しなければいけないと思っているのです。才能にあぐらをかいていてはダメなのですね。
「常により良くあれ」でも書いたように、現状に満足せずに、常により良い方法を模索することがどれほど大事かということです。これは年齢や性別には全く関係ないのです。
授業で生徒にこれを言われた教師はたまりませんね。「君の頭は腐っている」と退学させられたそうです。思わず笑ってしまいますね。
それでも、この精神でへこたれるどころか自分の研究の時間が増えたと喜んだんでしょう。
「仕事を楽にする9つの方法」でも書きましたが、時間は決して無駄にしてはいけません。
きっと彼はもっと時間が欲しいと思ったことでしょう。
固定概念や先入観にとらわれた物の見方や考え方をしていては、なにも生み出すことはできず、ただじり貧になるだけなのです。
「長所と短所について」でも書いたように、誰もがダイヤを持っているということです。 これは、人を見る時、育てるときに、特に心がけなければいけないことだと思います。その人のダイヤの長所を見つけ出して磨くことで、どんどん光っていくのです。
弱点や逆境を跳ね飛ばすどころか、さらにバネにしているところがすごいと感心させられます。
近未来に起こりうる予言ですね。怖い怖い。
「アイデアを出すコツ」でも書いたように、ひらめきは、消えてしまう前にメモに書き留めておくことがとても大事です。人は誰でも直観が働く時があるのですから、チャンスを逃さずに活かさないともったいないです。
こうしてみていくと、かなりエジソンに影響を受けていたことがわかります。
まだまだたくさんありますが、読めば読むほど偉大な人だったと痛感しますね。
新しい世界を見るまで努力をやめてはいけません。これは自分に言い聞かせておきましょう。
お読みいただきありがとうございました。
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