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学校では教えてくれない英単語発音の法則

前回紹介した私の英語学習法のポイントに、“声に出して読む”というものがありましたが、いろいろな文章を読んでいるうちに、英単語の発音にも独特の決まりがあることに気がつきました。

例えば、CAT(キャット)とCAKE(ケイキ)のように、その並び方で発音が変わってくるのです。
人の名前もそうです。
「はじめ君」を英語表記すると、「MR.HAJIME」となりますが、これを普通に英語で読むと“MR.ハジメ”ではなく、“MR.ハジャイム”となって、アラブの人のようになるのです。
これは英単語の発音に一定の法則があるからなのです。

今日はどんな法則があるのか見てみましょう。前回の記事「無理せずいつの間にか身につく私の英語学習法」も併せてご覧ください。

皆さんご存じのように、発音には母音と子音があります。この組み合わせで発音がガラリと変わるのです。

先ほどのCATは、子音+母音+子音です。このように一つの母音が子音の前にある、或いは子音一つずつに挟まれている場合、短い発音になるのです。この場合は短い“ア”です。同じような例が、BEDベッド、SITシット、HOTホット、CUPカップです。

では、CAKEはというと、子音+母音+子音+母音となっています。このように、子音が母音に挟まれるような場合は長く“エイ”という発音になることが多いです。FACEフェイスもそうですね。これがIだと、TIMEタイムになります。

このTIMEには別の法則もあります。単語の最後の文字が“E”場合、その前にある母音を長く発音するというものです。例えば、HOPはホップ、これがHOPEになるとホープに変わります。

又、二つの母音が連続する場合では、前にある方の母音を長く伸ばすことが多いです。例えば、TEAMチームのようにです。この組み合わせは、他にもいろいろあります。

  • AIやAYは、“エイ”となります。RAINレインや、DAYデイがそうです。

  • OIやOYは、“オイ”となります。COINコインや、BOYボーイがそうです。

  • OUやOWは、“アウ”となります。HOUSEハウスや、COWカウがそうです。

  • EAやEEは、“イー”となります。MEATミートや、SEEシ―がそうです。

  • OAやOEは、“オウ”となります。BOATボートや、TOEトウがそうです。

母音ではなく、子音が連続していることもあります。SHなどがそうです。これもいろいろあります。

  • SHは“シュ”となります。SHIPシップや、WISHウィッシュがそうです。

  • PHは“フ”となり、PHONEフォンなどがそうです。

  • THは“ス”となり、THINKシンクやTHISディスがそうです。

  • CHは“チ”となり、CHAIRチェアなどがそうです。

  • NGは“ング”となり、SINGシングなどがそうです。

発音しない子音もあります。いっそ無くしてしまえばいいのにと思います。これはKNOWノウや、WRITEライト、COMBコム、NIGHTナイトなどがそうです。ややこしいですね。

さらに、“C”は、カ行とサ行に分かれ、“G”はガ行とザ行の両方あります。“C”の後ろに“E”や“I”や“Y”が続くと、“C”はサ行になり、“G”はザ行になります。例は、CENTセントやGIANTジャイアントがそうです。

もう少し続けると、過去形や過去分詞形にも法則があります。単語の最後につく“ED”がすぐ前の文字によって発音が変わるのです。

  • D又はTの後につく場合は“id”と発音、例えばWANTEDウォンテッドがそうです。

  • 有声子音(声帯が振動する)の後では“d”、PLAYEDプレイドなどがそうです。

  • 無声子音(声帯が振動しない)のあ後では“t”、ASKEDアスクトなどです。

同様のことが、最後につく“S”でもあります。

  • 有声子音の後につく“S”は、“Z”と発音します。例えば、DOGSドッグズです。

  • 無声子音の後につけば、“S”となり、CATSキャッツなどがそうです。

  • “S”、“Z”、“SH”、“CH”、“X”の後につくと、“iz”となって、WISHESウィッシズなどがそれにあたります。

アクセントのつけ方にもある程度の法則があります。

同じ単語でも、名詞なら第1音節、RECORDの場合はレコードとなり、これが動詞になると第2音節に変わります。レコードとなるわけです。

まだまだ他にもありそうですね。
こうした発音の法則を知っていると、初めて見る単語でも簡単に発音を予測することが出来て英語学習が楽になります。
私の学習法のように声に出して読む場合、いちいち発音が分からなくて止まってしまうことが減るのです。
しかし、これには例外が数多くあります。
覚え方としては、まず基本法則を把握し、例外が出てきたら、それだけその都度覚えるというのがいいでしょう。

英単語の効率的な覚え方の記事も併せてご覧ください。

以上学校では教えてくれない英語の豆知識として紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございました。
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