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名人戦棋譜速報を使った上達法
みなさーん、名人戦棋譜速報、はいってますか???
名人戦棋譜速報、入ってみたはいいんですがあんまり見ずに無限に月額だけ落ちていってました。一斉対局の日に連盟Liveの中継ない将棋をたまに見に行ってたかな?くらいのもんです。スマホの場合、正直連盟Liveのアプリと比べると使いにくいし。
そんなこんなで金の無駄な月が多かったんですが、最近有力な使い方を見つけたのでご紹介します。
名人戦棋譜速報の「それはそう」情報
名人戦棋譜速報のいいところは、15年分以上の順位戦、名人戦の将棋を全部見られることです。つまり、その間の殆どの棋士の順位戦の棋譜を観られるわけです。しかも毎年必ず10局ほど指してます。
これはつまり、好きな棋士のまとまった量の棋譜をコメント、場合によっては局後の感想付きで並べられるということです。
1日1局推し棋士の将棋を並べたとして、それで月額524円くらいならお得な気もします(続けられるかはあなた次第)。
最近の私は名人戦棋譜速報を使って行方九段の棋譜を並べています。居飛車の本筋の感覚と粘りを身につけるにはうってつけの棋士と思ってます。つよい矜恃を持っていて純粋に好きな棋士ですし。
ここまではまあ知ってる人も多い情報。ここからが私の気づいた内容になります。
将棋連盟Liveアプリで棋譜並べはやりにくい
将棋連盟Liveアプリで棋譜並べするとき、自動再生や一手ずつポチポチ押したり、指し手一覧をスクロールしたりとなりますが、どれも私にとってはやりにくいです。
自動再生だと「これ盤に並べる必要ある?」って思ってしまったり、解説読みたい時に1回止めたりするのが手間なんですよね。
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指し手一覧を使うのはどこまで並べたのかがわかりにくく、解説を読むには1回上の画像の盤面図に戻らないといけないのが非常にだるいです。
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名人戦棋譜速報はアナログ派にも優しい
一方、名人戦棋譜速報は下のようなUIです。iPhoneでポチポチ連打すると勝手に画面が拡大縮小されるのがダルいです(私だけ?)
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私が棋譜並べする際、この画面をポチポチして盤面を動かしている訳ではありません。ここで使うのは、下の方にある「テキスト版棋譜速報」のボタンです。ここを押すと、kifファイル形式のテキストが表示されます。
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本来は棋譜をPCに取り込むための機能のはずですが、私は棋譜並べをする際に利用しています。
何が良いかというと、棋譜とコメントがひと目でわかる点と、スクロールの回数が減る点です。
将棋連盟Liveアプリではタップやスクロールがどうしても増えがちですが、テキスト版棋譜速報ではスクロールするだけで棋譜並べに必要な情報が沢山入手出来て相対的にかなり楽チンです。
テキストオンリーのため、コメントと棋譜の境界がわかりづらく「どこまで並べたっけ?局面あっとるか?」問題はたまにありますが、その時は将棋盤の画面に戻って確認すればいいだけです。
あとはどうしても気になるとこがある場合、棋譜をコピーしてソフトにでも貼り付ければ解析もできるのでいいですね(スペック的にはPCでやる方が良い。)
最後に
持て余しがち?な名人戦棋譜速報かもしれませんが、少しでも皆様の使用法の一助になればうれしいです。(欲を言えば、テキスト版を将棋連盟Liveでもできるようにしてほしいです。もっというと名人戦棋譜速報と統合して双方のいいとこ取りをしてほしいです。)