
【暇人日記】年末なので夢を買おう〜宝くじ600円分買った私の思考回路〜
そういえば頼んだ荷物いつ届くのだろう〜、とメールの受信ボックスを開くと、宝くじ公式サイトからこんなメールが届いていた。

もうすぐ年末ジャンボ発売最終日だけど、最終日はアクセスが集中しちゃうから買うなら今のうちにね!といった旨のメールだ。
わたしは広告宣伝には絶対にのるまいと固く決めているので、このメールがもし「年末ジャンボ!お買い忘れはありませんか?今年最後の運試し」などのタイトルであったら年末ジャンボ、断じて買っていなかった。
でもこれは宣伝ではない。注意喚起だ。
注意喚起をしてくれるなんて優しいではないか。
それにそういえばもう年末であった。
運試し程度に、夢とわくわくを買ってみるのはどうか?
3秒ほど自問し、1秒で自答する。
「よし、ちょっとだけ買ってしまおう^_^」
わたしの他にもこの注意喚起メールで、年末ジャンボを購入したチョロい客は山ほどいるはずだ。
チョロいのは自分だけと思いたくないので、山ほどいるはずだということにしておく。
600円の内訳は、
年末ジャンボ1枚
年末ジャンボミニ1枚 である。
宝くじが当たる確率なんてハイジャックに合う確率より低いのだ。(とどこかで聞いた。あれ、逆だったかもしれない。)
連番で10枚買おうと、1枚だけ買おうと、確率的に見て超微々たる差である。
いくら一粒の大きさと、麦チョコ一粒の大きさ程度の差だ。
それに、宝くじを当てるほどの強運の持ち主というのは、たとえ1枚しか買っていなかったとしても一等を引くことができるのだ。
カートに1枚追加する頃には、「1枚しか買わない人=わたし=宝くじを当てる人」
みたいなトンチンカンな等式が出来上がっていて、
脳内お花畑とはこういうことか、とこの文章を書きながら反省した。
それであれば、年末ジャンボ1枚だけ買えばいい話であるが、
安全のために年末ジャンボミニも買っておくことにした。
年末ジャンボを当てるほどの運がなかったとしても、ミニくらいだったら当ててしまえるというどこから湧き出ているのか分からない自信によって。
そんなふうにして、計600円分の夢を買ったのであるが、
少ししてこのことを記事にしていて「宝くじ買う人の思考回路やばいな」と気付いた。
絶対に鼻で笑わないから、宝くじを買った全国の人たち、どんな思考回路でいくら使ったか教えてほしい。
少し冷静になれたはずの今でも、1億くらい当たったときの使い道を想像して一応の準備をしているわたしなので、まだまだ全然平常心になれていない。