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体にやさしいグルテンフリー!米粉のぶどうパン
こんにちは。
吉祥寺セラピストスクール スタッフのmomiです。
美容や健康を内側から叶えてくれるのに、とっても簡単!
いつもの食材で作れるのに、薬膳の知恵を取り入れて。
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momi’s kitchenでは、そんないいとこどりのレシピを動画にして、分かりやすくお伝えしています。
毎日お仕事やご家族のためにがんばっている方へ、少しでも心と身体のバランスケアになるような、簡単レシピをご紹介してまいりたいと思います。
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さて、今回は食欲の秋にもぴったりの『米粉のぶどうパン』をご紹介。近年の健康志向から注目度が高まっている米粉パンですが、売っているパン屋さんも少なく、自分で作るのは難しそう・・・というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ところが、意外と簡単に自分で作ることも可能です!
米粉100%でも、しっとりもちもちとしたパンになるレシピを試行錯誤しましたので、ご興味ありましたらぜひレシピ動画をご覧くださいね。
こちらでも、次の通り、材料と作り方をまとめてご紹介します。
米粉のぶどうパン
材料
(シリコンホットケーキ型3個分/高さ3.5㎝・底8.6㎝)
米粉(ミズホチカラ) 120g
お粥(五分がゆ) 62g
きび砂糖 12g(大さじ1)
塩 2.5g
ドライイースト 2g
水 80g~85g
太白ごま油 12g(大さじ1)
レーズン 35g
《準備》
・レーズンは蒸し器で5~6分蒸すか水でさっと洗いザルにあげておく
・お粥は炊いて、冷ましておく(粗熱がとれるまで)
・シリコン型の内側に油を薄く塗っておく
作り方
1.ボウル(大)に以下の材料を入れ、泡だて器でよく混ぜる。
・米粉
・ドライイースト
・塩、きび砂糖
2.お粥をすり鉢に入れ、よくすりつぶす。(冷蔵庫で2~3日保存可。約40秒電子レンジで温めて使う)
3.1.に水、太白ごま油、2.のお粥を加え、ゴムベラで約2分間しっかり混ぜ合わせる。
4.最後にレーズンを加え、生地全体にまんべんなく混ぜ合わせる。
5.【発酵】
シリコン型に生地を等分に流し入れ、フライパン(直径26㎝前後)に並べる。蓋をして、10秒ほど強火で温める。火を消す。
2倍程度に膨らむまで30分~35分待つ(途中、1~2回10秒ほど温める)。
《目安》型のフチから0.8㎝位下まで生地が膨らんだら発酵完了。
6.【焼成】
フライパンに蓋をする
➪強火30秒→弱火10分(焦げないよう火加減注意!)
➪表面が蒸された様子になったら、ひっくり返す
➪強火10秒→ごく弱火~弱火7分
➪再度ひっくり返す
➪弱火のまま1~2分
シリコン型は途中で外れても大丈夫です。
弱火が強いと焦げるので、気をつけます!
7.【保存】
粗熱がとれたら、乾燥しないようにラップでぴったり包む。
(表面のひび割れも落ち着く)
翌日までに食べない場合は、冷凍保存がおすすめです!
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米粉パンの長所
グルテンフリーなので、小麦アレルギーの人も安心して食べられる
小麦粉より、油の吸収率が少なくカロリーオフが期待できる
安心安全な国産米で、自給率アップにも貢献できる
レシピのポイント
小麦粉とは違い、米粉にはグルテンのもとになるタンパク質が含まれていないため、米粉に水分を加えた生地はドロドロの状態になり、イーストが発生させる炭酸ガスを受け止めることができません。そのため、生地の形を保つことができず、十分に膨らまなかったりします。そこで、炭酸ガスを留めておくために「おかゆ」を利用してみることにしました。すりつぶしてネバネバ状の「おかゆ」が、何かグルテン※に代わる働きをしてくれるのではないかと思ったのです。実際におかゆを生地に加えてみると、生地が膨らみやすくなったり、きめ細かく柔らかい食感になるなど嬉しい効果がありました。
パン作りに適した米粉を選びましょう!初めてでも失敗しにくいミズホチカラ(「新規需要米」の品種名)がおすすめ
※パンの生地を捏ねると、押し戻すような弾力が感じられますが、それを作り出しているのが小麦粉のグルテンです。グルテンは、小麦粉に含まれるタンパク質のうちグルテニンとグリアジンという2種類が水と結びついてできます。このグルテンは、イーストが発生させる炭酸ガスを包み込む(ゴム)風船の膜のような役割をし、粘りと弾力があるのが特徴です。
レシピに使った五分がゆ
五分がゆとは、米と水の割合が1:10のおかゆ
少量で足りるため、米45cc(1/4合・37.5g)と水450ccで作る。3~4回分できる。
鍋に米と水を入れ30分以上つけておく。中火にかけ、沸騰したら底をさっと混ぜ、ごく弱火にして50分ほど炊く。蓋をして、かすかに蒸気が立ちのぼる位の火加減がよい。
さらっとしたお粥を作る時は混ぜないが、今回は粘りを出したいので途中で混ぜてOK!
米粉のパンは、どこかほっとする優しい味わいが特徴と言えるのではないでしょうか。今回は秋にちなんでレーズンをたっぷり加えましたが、甘納豆やあんこ、さつま芋など和の食材を具材にしても美味しいです。プレーンで作って横半分にスライスし、ハムやレタスなどお好きな具材をはさんでサンドイッチにするのもおススメです。
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パン派の人にもごはん派の人の口にも、洋食にも和食にも合うパンと思いますので、基本の作り方を押さえてアレンジを楽しんでみてくださいね!
次回は、きのこリエットのレシピ動画をご紹介する予定です。
さまざまな食材が値上がりする中、安定した価格で家計にも優しい「きのこ」をふんだんに使ったリエットは、旨味たっぷりで健康的な一品です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お身体ご大切に、実りある秋をお過ごしくださいね。