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2024/09 佐賀旅行記 佐賀の道の駅を巡る旅 後編
↓前編の続きの記事である。
有田町有田内山伝統的建造物群保存地区
和風・洋風の建築が調和して立ち並ぶ2kmにわたる地区。道沿いには焼き物を販売する屋敷が並んでいて、裏通りには窯元の屋敷や作業場が集まっている。
早朝の訪問だったので店はほとんど閉まっていた。
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トンバイ塀のある裏通り
窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材を赤土で塗り固めて作った堀のこと。
よく見るとレンガの他にも窯道具も壁として使われているので訪問時はよく壁を観察することを推奨する。
とても雰囲気が良い通りである。
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辻精磁社
皇室・宮内庁御用達窯元、現在もご用命を賜る窯元である。
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小路庵
TOTOの五代目社長の旧宅。建物内の水周りは改修されている(トイレはTOTO)が内装はそのまま公開されている。
ガイドの方が磁器のことや街並みについて解説をしてくれた。
2023年、庭で登り窯の跡が発見され現在発掘調査を行っている。
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陶山神社
鳥居や狛犬が磁器で作られている。お守りも磁器になっている。石段を登ると白磁に淡いブルーの唐草文様の鳥居が見える。
神社の境内には、JR佐世保線の線路があり、参道に踏切が設置されている。踏切は遮断器がないので通行時は注意が必要。
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佐賀県立九州陶磁文化館
有田焼をはじめとする陶磁器に関する資料の展示をしている。入場無料。
柴田夫妻が江戸時代の有田焼を網羅的に集めたコレクションが常設で展示されている。展示数は1000点を超えていて世界的にも優れた資料となっている。
館内には有田焼のからくりオルゴール時計がある。
展示品は撮影OKなものが多く、SNS投稿も勧めている珍しい施設。
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アリタセラ 有田焼卸団地協同組合
複数のお店が集まるアウトレットモールのような商業施設。有田焼の品物がたくさんある。
高価な商品もあるが、手頃な値段のものもあるので老若男女楽しめると思う。
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有田ポーセリンパーク
ドイツ・ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を模した宮殿、有田の魅力を国内外に発信するために作られた。ポーセリンは英語で磁器という意味であるので有田の磁器公園ということである。
外観は自由に散策可能だが、展示館は閉鎖されているので入ることはできない。
有田町とドレスデンは姉妹都市として連携している。
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森とリスの遊園地 メルヘン村
1992年にオープンした幼児向けの遊園地と動物園が併設された施設。
ヨーロッパのメルヘンな世界観をコンセプトにしている。
2回閉鎖した経歴があり、公式Twitterは自虐や闇落ちしているような投稿が多く、「狂気に満ちている」と話題になっている。個人的にお気に入りの遊園地。
どんどんどんどんどんぐりす♪どんどんどんどんどんぐりす♪ぼくらはともだち〜♪
潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない潰れてない pic.twitter.com/0KuQ0T7DJs
— メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村メルヘン村 (@MarchenVillage) March 12, 2023
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メルヘン村 アトラクション
乗り物は1回300円で乗れる。またのりものパスポート(1000円)を購入すると金額関係なく6回乗れる。
遊具は、「てんとう虫コースター」「トーマス列車」「メリーゴーラウンド」「スカイダンボ」「チェーンタワー」「ドラゴン」「観覧車」「メルヘン列車」がある。
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メルヘン村 メルヘントイレ
2023年までメルヘン村のトイレはぼっとん便所であった。水洗式トイレが整備され名前を「メルヘントイレ」と呼んでいる。
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メルヘン村 ドン・グリス
2019年に「日本一大きなリスのオブジェ」として認定された。名前は公募で決まった。
約8000万円をかけて建設されたリスは最初は黄色であったが、日本一をきっかけに全身を金色に塗り替えた。尻尾は滑り台になっている。
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塩田津の町並み
2005年に重伝建地区選定。長崎街道の宿場町として栄えた。白漆喰壁の問屋が軒を連ねている景観が特徴。この直後にゲリラ豪雨に襲われたので詳しく見学することはできなかった。
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JR嬉野温泉駅
西九州新幹線の開業によって整備された駅。道の駅が隣接している。
駅舎は「湯どころの趣のある駅」をデザインしており、温泉宿の装いを表現している。
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道の駅 うれしのまるく
令和4年にオープン。情報発信施設をはじめとして、足湯・手湯・公園が整備されていて憩いの場として利用されている。嬉野の新たな玄関口としての基点となっている。
嬉野温泉駅と隣接していて、国道34号線沿いに位置する。
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ぎゅう丸 嬉野本店
佐賀で生まれた九州のハンバーグチェーン店。もともとは「あじさい」という名前の喫茶店としてオープンした。パイ包みスープが人気。
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ぎゅう丸の社長インタビュー記事を見つけた、何度もトライアンドエラーを繰り返して今に至る。
嬉野温泉 シーボルトの湯
無色透明の湯でヌルヌルとした泉質。建物は大正レトロな雰囲気だが清潔感があった。
ゾンビランドサガの聖地でもある。日本三大美肌の湯。
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祐徳稲荷神社
佐賀県の人気観光スポット。日本三大稲荷の1つで年間300万人の参詣者が訪れる。
非常に立派な楼門や豪華な本殿を見ることができる。
バリアフリー対応もされていて有料でエレベータに乗ることができる。階段にはたくさんの風鈴がきれいな音を奏でていた。
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太良海中道路
海中道路は干潮のときに姿を現す。荷揚げ用の作業で使われ、海苔の養殖時期である冬季は盛んに利用される。
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大魚神社 海中鳥居
満潮時は3基の鳥居が浮かんで見える。訪問時は干潮だった。
足元とよく見るとカニなどの生き物が生息していた。
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道の駅 太良
国道207号線沿いに位置する。隣には公園があり展望台から有明海や雲仙岳の絶景を眺めることができる。新鮮な海の幸が揃っている。
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岳の新太郎銅像
道の駅 太良の敷地内の公園にある。
岳の新太郎は、「ザンザ ザンザ」のおはやしで親しまれている佐賀を代表する民謡「岳の新太郎さん」に登場する人物。
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道の駅 鹿島
ガタリンピックで有名な干潟の地に位置する。広大な有明海を見渡せる。
有明海で干潟体験ができる(更衣室や温水シャワー完備)。泥だらけになっている人々を眺めた。
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浜町道路元標
江戸時代から太良街道と浜の港が交わる場所として高札場が設けられていたと推測される場所。
肥前浜宿まちなみ駐車場の近くにある。
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肥前浜宿
重要伝統的建造物群保存地区。酒蔵通りとも呼ばれる道で道沿いには酒蔵や作業場が今も残っている。
白漆喰の建物が目立つ。
観光酒蔵 肥前屋では日本酒の試飲をすることができる。
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道の駅 しろいし
県道36号線沿いに位置する。2019年6月にオープンした。
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佐賀県庁舎
佐賀の行政機関。佐賀城址のお濠端にある。旧館、新館、議会棟と複数の建物がある。
新館にはR階に展望ホールとレストランがあり一般開放されている。
地下に駐車場がある。
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県庁CLASS
旧館にある旧知事室と旧来賓室を一般公開し、県の歴史や知事の仕事を紹介するスペースになっている。椅子に座って知事の気分を味わえる。
記事のサムネイル画像は旧来品質の部屋。
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JR佐賀駅
佐賀を代表する鉄道駅。特急列車を含む全ての列車が停車する。
佐賀では国体(SAGA2024)が開催されていて、選手たちが駅に集結していた。
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このあとは鉄道で福岡県の博多に向かった。
佐賀は一周すると唐津、呼子、武雄、嬉野、有明海とバランスよく観光スポットが配置されているので良い旅行ができた(道の駅もいい感じに配置されている)。
バルーンフェスタや唐津くんちなどの催し物もあるのでまだまだ魅力があると感じている。事前調査をしたうえで再訪問したい。