二十八時 5 片宮もずく 2024年3月5日 16:35 朱い空気が淀んだ。重い瞼ををこじ開けて枕元の長針を読み解く。あぁ、あれから二分しか経っていない。桁違いの体感時刻は更に私を恐怖へ陥れる。ひたひたのウィスキーの入ったショットグラス。彼の冷たい表情。あぁ、これが私の見るべき景色だ。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #スキしてみて 565,592件 #スキしてみて #詩のようなもの #詞 #詩が好きな人と繋がりたい #詩を書く人と繋がりたい 5