社会人として知っておくべき金融基礎知識①
こんにちはYKです。今はIT会社でプロダクトマネージャーをしておりますが、YKは簿記を取ったり、大学時代に金融工学を専攻していて金融に浸かっていた人間でした。
掃除をしていて、昔の勉強ノートがあり、社会人として知っておくべき金融基礎知識が書いてあって、今見てもしっかり勉強できていた痕跡があったので、noteにも残しておこうと思います
日本株の特性
日本株というものがどのような会社で構成されているのか?を把握することが大事。日経平均は確かに平均かもしれないが、平均というのは、数学上で本当に中間になることは少なく、異常値的な大きなものに引っ張られる傾向がある。
まずは、上位を把握する。日経に時価総額ランキングある。
ここで見てわかるのが、日本は輸出で儲かっている国ということです。(10位までだと分かりづらいですが、もう少し下位の順位を見たり、歴史を勉強したりするとわかると思います。)
自動車産業、電子機器産業、海外M&Aなど、海外で儲ける国が日本です。
日本株を把握するにおいて、この「輸出で儲かっている国」ということがとても大事です。
この意識を、株を買うときに持っているとどうなるか?というと、
と、いうことになります。これが今日覚えて帰ってもらいたいことになります。
単に世界で人気で、ものが売れていて、業績が良いというだけで株価は上がらず、儲けを考えるときに必ず為替が影響してくるので考慮する必要があります。
基本的に、消費者の購買行動というのは、価格によって左右されます。いくら性能が良くても、品質が良くても、高すぎたら消費者は買ってくれません。
日本株が上がる条件に、「円安傾向」というのが必ず必要になってきます。インターネットが普及した現在において、多くの企業の情報格差はなくなり、プロダクトの差別化は些細なものしかできません。海外企業と戦おうとするとどうしても円安の状況でないと海外では勝てないということになります。
2023年7月上旬時点では、2022年から円安傾向がかなり進んで、いますので、必然的に日経平均が上がっています。国内だけを見ていれば、あまり景気が良く見えないで、不思議に思うかもしれませんが、これは当然の結果であると思います。
ということで、日本の株を買う場合に実は、為替をちゃんと見ておいた方が良いというのがYKが大学生のときに気づいたことでした。
為替というとFXというイメージが強く、株とFXは違うと思う方もいるかもしれませんが、為替という観点では、ものすごく関連するものです。
通貨についての基本知識
では、この流れで通貨について基礎知識についても話しておきます。
まず、そもそも世界は米ドルでできています。為替の動きを見るときはアメリカだけ見ておけば大丈夫と言っても過言ではありません。そして、日本の円はなんと3番目に多いんです。
(10年前のノートに書いてあった割合です。最新はあまり違わないですが、こちらとかが参考になるかもしれません。)
まあ、アメリカの為替の動きだけ見ておけば良いと思ってもらえれば大丈夫です。
で、一応通貨それぞれの特徴について解説します
通貨と国の産業というのが実は、結構結びついています。
経済が安定しているというのが、安全資産に繋がるんですね。ただ、日本円とスイスフランは同じ安全資産という認識をされているが、産業が安定していることは共通ですが、安定の要因をもたらしているものは異なります
そして、資源国は資源の価格に影響を受けるのは分かりやすいですね。
日本円は安全資産かつ市場のボリュームもある極めて珍しい通貨という位置づけです。
簡単にまとめると、以下と思ってもらえればと思います。
アメリカ:すべての経済中心
ユーロ:二番目の経済中心
円、フラン:安全資産
ポンド:投機通貨
豪ドル、カナダドル:資源
本日のまとめ
ということで、各国の経済指標をインスタグラムでも発信することを初めて見ました。
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「⇦なぜかは別の機会に解説します」と書いた「有事のドル売り」のメカニズムについても過去のノートにまとめてあったので、時間を見つけて記事にしようと思うので、noteのアカウントもフォローしてお待ちいただけると嬉しいです
ここまでお読みいただきありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
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