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「できる人」と「できない人」の決定的な意識の差~経験則に潜むリスク~

リスク管理というとビジネス用語に聞こえますが、簡単に言えば、注意することです。

普段の生活において、注意することは山ほどあります。

これができる人とできない人では決定的な差がありますので、本noteで取り上げたいと思います。

僕は社内外の成果物に圧倒的に不備がないことで知られています。また、他人の不備を発見する検知力がずば抜けていることも自他ともに認めるところです。

では不備を量産する人とまったくしない人の差はなんなのか。

至ってシンプルです。

大丈夫だろうと思ってるか、絶対にどこか間違っていると思ってるかの違いです。

勿論僕は後者です。

何か確認することがあれば、誤っていることを前提に考えなければ確認にはならないと思っています。

「あってる、あってる」ではなく「間違っていない、間違っていない」と確認すべきなのです。

特にルーティンワークにおいて前者の比率が圧倒的多数なのです。

それは今まで大丈夫だった経験から、今回も大丈夫と勝手に過信してしまっているのです。

何の担保もされていないのに。


僕はテニスをします。

相手の強さに関わらず、自分が返球したボールは絶対に返ってくると思って次のポジショニングをします。

ですが、中にはインプレー中にも関わらず、決まったと思って足を止めたり気を抜いてしまう人がいます。

これは明らかにリスク管理をしていない状態と言えます。

返ってこないだろうという決めつけにより過信してしまった例です。

このような意識がある限り、いくら練習してもおそらく肝心なところで努力を無駄にしてしまうでしょう。


近所のスーパーへの導線に一時停止線があります。

一日何百台と車が行き来する場所で、見通しが決してよくないのですが、

一時停止を止まっている車を見たことがありません。

せいぜい1000台に1台くらいでしょうか。

小中学生の通学路でもあり自転車の往来もあります、タイミングによっては人身事故がいつ起こってもおかしくないので、毎日肝を冷やしています。

このように生活の中に注意を払うべきタスクはいくらでもあります。

何かが起こってからでは遅いのです。


これらの意識は根底ですべて繋がっているため、リスク管理ができるできないは、そのまま仕事の評価であり、引いては人としての信頼度そのものであると思います。

大丈夫だろうという意識は今すぐ捨て去りましょう。


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