【コスパ最強】干し野菜のメリット5選
干し野菜と聞いたら、あなたはどんな野菜をイメージしますか?
一般的には、切干大根や干し椎茸あたりがメジャーどころ。
しかし、こんなものも干し野菜に出来たりするのです。
・だいこん
・にんじん
・きゃべつ
こんなものも、干し野菜にしてみませんか?
野菜を干せば保存期間が延びるだけでなく、旨味も栄養もアップさせることができます。
今日は、そんな干し野菜について、くわしくお話します。
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このnoteは、ラジオ番組『大人の健康学院』のテキスト版です。
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干し野菜のうれしい5つのメリット
そもそも干し野菜とは、切った野菜を天日干ししたものです。
買ってきたばかりの新鮮な野菜は、日を追うごとに栄養が失われていきますが、干し野菜であれば時間が経った生野菜よりも高い栄養素をキープすることができます。
また、干し具合にもよりますが、水分を完全に抜いた状態であれば数週間から半年ほどにまで保存期間を延長することができます。
野菜が高いタイミングでも、お安い時に多めに購入。
こんな感じで干して長期保存しながら有効活用しています。
干し野菜のメリットはたくさんあり、うれしい7つを紹介します。
1:栄養がアップする
野菜を干すことで水分が蒸発してしまいます。
しかし、うれしいのが栄養素はそのまま残ること。
なので、生野菜よりも干し野菜の方が栄養価は高くなります。
また、こんな栄養素も干し野菜にすることで含有量が上昇します。
・ビタミンD
・ビタミンB群
・カルシウム
・鉄分
・ナイアシン
・食物繊維
2:干し野菜で、うまみUP
野菜を干すと水分が減少するため、グルタミン酸やアスパラギン酸などの旨味を作るアミノ酸が濃縮します。
また、野菜に含まれるアミラーゼという酵素は、天日干しによって活性化し糖分を作り出します。
さらに、野菜によっては干すことで歯触りが変化したり歯ごたえが出るものもあるため、より風味が良くなり、美味しくなります。
3:大量購入でコスパよし
割高な小分けパックよりも大根や人参なら1本そのまま、葉野菜なら丸々1個買った方がお得ですよね。
余った野菜を干し野菜にしてストックすることで保存がきき、節約にもなります。
4:調理も時短
例えば、切干大根のように水で戻す調理法もありますが、干し野菜は味が浸み込みやすく火が通りやすい状態になっているため、煮崩れせず芯まで味の浸みた煮物を作ることができます。
干し野菜をストックしておけば、調理前に皮を剥いたり切ったりなどといった下処理もいらないので時短調理が可能です。
わが家は、干し野菜をそのまま、味噌汁の具材にしちゃってます。
5:野菜をたくさん食べれる
干すことで野菜のかさが減るため、一度に多くの野菜が食べられるようになります。
野菜の種類や干し時間によっては、カリっとした食感になるため、そのままおやつ代わりに食べることもできます。
干し野菜に向いてる野菜とは?
失敗しづらく、干し野菜に向いているのは、こんな野菜です。
・だいこん
・にんじん
・ごぼう
・れんこん
など、根菜類は干し野菜に最適です。
また、きのこ類は干すと旨味や風味が増して美味しく食べられます。
特にしいたけは、天日干しすることで、骨を強くするために必要なビタミンDの含有量が生で食べる時よりも上昇します。
さつまいもは蒸してから干すと、食感が良い干し芋を作ることができます。また、ピーマンやパプリカ、かぼちゃ、なす、オクラなどの野菜もおすすめです。
ピーマンは干すことで苦みのもととなるピラジンという成分が揮発するため、お子さんやピーマンが苦手な方でも食べやすくなります。
ただし、ピーマンやパプリカに豊富なビタミンC、ビタミンA、葉酸などは熱や光に弱いために天日干しをすると減ってしまう栄養素もあります。これらの栄養素は生野菜や果物から摂るようにしましょう。
いかがでしょうか?
野菜が高いタイミングでも、干し野菜を上手に活用し、コスパよく身体をよろこばせてあげましょう。
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