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ロードバイク徒然 ー糖尿病と言われて(序章)ー

あなた、死にますよ
2020年2月に医者から言われた一言が始まりでした。

今回は、要検査連発の健康診断結果から別離出来たロードバイク乗りのお話です。

2019年の健康診断で血糖値が194とか言うスコアを叩き出しました。産業医から『すぐに医者に行け』と言われましたが、特段自覚症状も無く、のんびり構えてました。半年後に産業医から再通告を受けて、ようやく近所の糖尿病専門科で検査を受けたのが2月18日、医者から"あたなは立派な糖尿病。このまま放置すれば死にますよ"と宣告されました。

それもそのはず、病院で検査したら血糖値は388!スコアを大幅に更新。年末年始の暴飲暴食の結果です。体重計も90kgに近い数字を出してましたが、当時の私は見なかった事にしてました。因みに身長は167cm。

当時はそれなりに仕事が忙しく、少しでも疲れない様に頻繁にエレベータを使い、お腹が減れば都度間食して、勿論、朝晩は大盛りご飯。昼のコンビニ弁当は中身の重い方を買い、因みに甘い物は大好き、そんな生活でした。当然、運動なんてしません。
医者からその場で入院を言い渡され、それも業務の都合で3月初旬まで引き延ばさせて貰った、そんな具合でした。

そんな感じでしたが、医者からの通告を受けて帰宅して、ようやく実感が湧きます。そう言えば祖父も父も、糖尿病で大変だったなぁ、これはいけない。流石にダイエットを決意します。

そもそも、ダイエットなんてした事無いので、何をしたら良いのか分からない。取り敢えず、食事を減らして入院に備えました。

少し軽くなったはずの身で、入院生活が始まります。基本的に入院中は決まった食事をして、決まった時間に検査して、あとは自由。
なので、ランニングに階段昇降、部屋の中でもスクワットして、汗をかいたらシャワーを浴びて、まるで一日中、ジムにいるかの如く過ごしてました。入院中大変だったのは花粉症に筋肉痛と言う、本当に入院患者かっ!てな感じです。当然、体重も血糖値も下がります。

さて、2020年の春先は、皆さんの記憶にも新しいでしょうか、世の中、コロナウィルス対策の初期段階で騒ぎが拡大しつつあった時期です。
当初、入院期間は1週間から10日ほどだったのですが、薬の効果でしょうか、経過が良好だった事とウィルス対策を始めた病院の都合で、僅か5日目で退院となりました。

さて、退院にあたり主治医から以下を申し渡されました。
①1日の摂取カロリーを1800kcal以下にすること
②適度な運動を行うこと
③定期的な通院
無論、薬もいっぱい出ました。

それからが、僕の本当のダイエット生活の始まりでした。(続)

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