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#126【私の就職活動のこと】

自分の人生でのターニングポイント
人それぞれに、たくさんあります。

私にも、それなりにあるのですが、
まずは大学4年生の時の就職活動でしょうか。

私は教育大学という、
主に教員になるための大学に通っていて、
教員採用試験を目指して勉強していましたが、

当時は銀行が花形の仕事でもあり、
父の経営する建設会社とも取引のある
信用金庫など、数行の採用面談をうけました。

当時はバブル経済がはじけた直後でもあって、
銀行の採用の倍率がとても高く、

教育大学という、民間大手企業の採用には
少し不利だったこと、

そして、
私の力不足もあって、
銀行関連は全て落選。

そのほか、
大手学習塾もいくつか受けて、
そちらは全て第一次選考で合格という

まさにフリーパス状態でしたが、
学習塾は大変そうだったので、辞退。

フラフラした状態で、
仕方なく教員採用試験も受けようかな?
という状況で、

父から、

俺の跡継ぎとして会社に入らないか?
社長になれば、
平日からゴルフもできるし、
セルシオ(当時の国産高級車)とかに
乗れるぞ!

と言われて、
じゃあ、そうするか!

くらいのノリで方向転換しました。

実は私は、この言葉を待っていました。
一人息子である私が会社を継ぐのがベストだと、
ずっと前から考えていたのです。

ただし、教員になる勉強はしていても、
土木の勉強をしなければ使い物ならない

ということで、
大学を卒業後に、土木系の専門学校
2年間通うことになりました。

浪人生1年
大学生4年
専門学校生2年

計7年も学生をやっていたことになります。

高校を卒業して、すぐ社会に出て働く、
あるいは大学生のうちから起業して経営する、

そんな最近のマインドの高い若者に比べて、
私の意識の低さに、驚かされます(笑)

正直、この7年間は、
勉強はそこそこに、
遊びとバイト(家庭教師)ばかりで、

将来の経営者を目指す行動は、一つだけ。

それは、ビジネス書や歴史物を中心とした

読書


だけでした。

読書にだけは、
この時期かなりの時間を割いていました。

昭和の大経営者
松下幸之助さん本田宗一郎さんの著書や、

山岡荘八さんの
徳川家康・全26巻

など、読みあさっていました。

そして、
今でも続く、その読書習慣こそが、
経営者としての成果と、
今の自分に結びついたことは
間違いありません。

次回は、
専門学校卒業後の就職時のお話をします。





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