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石垣島のD2Cとは

 今日は石垣島のゴーヤ店長が家業を継いだワケ、ということで第1回目を書きました。(別アカウントとなります)

 以前から何度か書いていましたが、石垣島の青果卸企業さんのお手伝いを少しずつ始めています。

 note×BASEというコミュニケーションプラットフォームを使って、この春からまずは石垣パインの販売から始めようと思っています。

 題名に「石垣島のD2C」と書いてはいるのですが、この企業さんは生産者ではありません。いわゆる卸業者にあたるので、ピュアな自社のプロダクトというものは現時点では持ち得ていません。(今後は加工品なんかも検討したいですが)

 しかし、D2Cの考え方を取り入れて少しずつ実践していきたいと考えています。

 様々な書籍やメディアでもD2Cについての考え方が示されていますが、現時点で私の中でD2Cとは「デジタル空間におけるファンとのコミュニティづくり」であると考えています。

 顧客では無くファンであり、ECではなくコミュニティで、これまでの無機質なECとは一線を画すものとなります。

 実際にはコミュニティとは、ECプラットフォームやこのnote上で行うものとなりますが、彼らは顧客では無くファンです。

 ただただ、こちらの準備した商品を買ってもらうのではなく、その世界観を共に作り上げ、ファンと一体となって商品を盛り上げていく。ファンがファンを呼び、ファンがコミュニティを育てて、コミュニティが商品を育てます。つまり、このコミュニティそのものが価値となり、同業他社との違いを生むものとなります。

 さらに、徹底的にデジタル空間へのファンの誘導と、上がってくるデータを上手く使いこなしたいとも考えています。

 LTVやCPA、CVRといったデジタルマーケティングの難しい用語もありますが、教科書通りにそれら指標を使うわけでは無く、目的に応じて使い分けながら、ファンの満足度や幸福度を最大化させるための施策に生かしていきます。

 我々はこのビジネスを通して一攫千金を当てようとは全く思っていません。むしろ小さく、素早く、そしてファンとの濃いコミュニケーションを通じて熱量を高めて、お互いの人生を楽しめるかを突き詰めたいと考えています。

 LTVとはマーケティングにおいて「顧客生涯価値」と訳され、LTV=購買額×購買頻度×継続期間、つまりその顧客が企業に対して生涯いくらのお金を使ってもらえるのか、の指標で用いられます。しかし、我々はこのLTVでお金を換算するのではなく、満足度や幸福度に換算していけるような取り組みにしていければと考えています。 

 と、偉そうに語りましたが、まだまだ準備中の段階のものがほとんどなので、今後アップデートがありましたら、こちらのnoteでも少しずつ紹介させてもらいたいと思います。

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