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姿勢が良くなり呼吸がラクに。

アレクサンダーテクニークで自分自身を再教育していくと
なぜ姿勢が良くなり呼吸がラクになることがあるのか。

習慣的なものは強く
新しいものは弱い

この考えをもとに機能的に有利に動こうとすると
どうしても今までやっていた機能的に不利なものを
やめていかなければならなくなります。

習慣的にやっているものの方が強く働くからです。

新しくやろうとする機能的に有利な動きをしようとすると
習慣的にやっている動きがすぐに顔を出してきます。
なのでまずはこの習慣的にやっているものをやめましょうということです。

その過程で今までやっていたことをやめるということの中に
姿勢や呼吸が含まれるからです。

腰をそらせていた人はそらせるのをやめたりなど
いつもやっているけれど実は機能的には不利なものって結構あります。

姿勢って身体の機能にも直結しています。
目に見える部分の動きだけでなくて、体の中には内臓が入っているので
だらっとした姿勢だとその内臓を押しつぶすことになってしまいますが、
姿勢がいいと肺も心臓もゆったりと動くことができるようになります。

姿勢が良くなると言っても何かをプラスしてやりましょうということではなく、
今やっているものをやめることによって現れてくる
あなた自身本来の姿勢を取り戻していきます。

背中が壁にぴったり着くようにとか肩甲骨をとか、
耳と肩と腰がまっすぐになるようにとかそういうことではありません。


猫背の原始人って想像できないでしょ?
本来人間はすっくと立っていたはず。

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ほりうちけーアレクサンダーテクニーク教師
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