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まっすぐ立つ。
こう言われた時なにかしら今の立ち方を変化させるでしょう。


それ以外できない、というくらいに
自分の中の正しいが出てしまいます。
すぐさま反応することで、
手持ちの動きのパターンでしか対応できないからです。

もう一つやっかいなことに、
きちんとしようということで、
間違っていると思うことはできないということがあります。

何かしらの変化を望んでいるにもかかわらず、
きちんとしようと思えば思うほど、
自分の中の正しいでやってしまいます。

きちんと間違えようとは思わないですからね。


まっすぐ立つのイメージを変えて、とか
何か別のもので補おうとはしません。

あくまで自分を観察し、
まっすぐ立つ時にどういうふうに
自分自身反応してしまうのかを、
じっくり観察します。

今持っているイメージと
そのイメージとくっついている反応を
きちんとわかっていくんです。

くっついているイメージと反応がわかったら
(これが習慣と言ってもいいですし
無意識と言ってもいいかもしれません)、
イメージという出発地点を変えるのではなく、
反応という途中経過を変えます。


イメージとくっついている結果が出てしまう
反応をすぐさま実行するのではなく、
反応しないように練習します。

そうすることで結果が変わる余地が生まれます。

すぐさま反応してしまう。
これ自体が結果が変えられない要因かもしれません。

ついやっちゃう。
またできなかった。
これの繰り返しの原因かもしれません。

準備自体がイメージとくっついている
いつもしている反応です。

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ほりうちけーアレクサンダーテクニーク教師
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