1万時間の法則。
僕は、週に2回リラクゼーション(マッサージ)の仕事をしている。
そこのマッサージ店はマッサージ歴30年を超えるベテランだらけだ。
中には、片目しか見えずその片目もほとんど見えてないマッサージ師もいる。
しかし、そのマッサージ師は
「両目つぶっていても、身体を触ればどこが悪いかすぐに分かる」
とのこと。
これぞプロだなって思った。
とある本に、
「1万時間取り組めば、どんなことだってその分野のプロになれる」
みたいなことを書かれていた。
ところ、皆さんこの動画を見てほしい。
【最新版】変態ホームランで打線組んだwwww【意味不明欲張りセット】
特に柳田や大谷翔平が放ったホームランは、決して狙って打ったわけではない。
何万球とバッティングするなかで、自然と体が反応した産物だ。
要するに、頭で考えているようじゃまだまだということ。
それはどんな仕事でも同じ。
①不動産賃貸業、②設計業、③トレーダー。
①では、お客さんのライフスタイルに合わせた提案をしなければならない。
例えば、京橋駅8分圏内で賃料8万円以下の1LDK(築5年以内)の物件に住みたいお客さんがいるとします。
もしそのような物件があればそこに決まるが、現実にはそんな物件なんてない。
そこで不動産営業の腕の見せ所。
果たして何故、その人は京橋駅を選んだのかということだ。
これは実際にあった話だが、その人は離婚したシングルマザーで子育てしながら仕事をしなければいけなくて、京橋が職場で、今の仕事がようやく見つかった自分の居場所だから絶対にそこから離れたくないという方だった。
でも、職場から今は1時間かけて通っていて乗り換え2回もあって大変だから乗り換えなしのところに住みたいとのことで来店してきた。
その話を聞いて瞬時に、
「乗り換えなしで電車1本、所要時間8分だったら該当物件がありますよ!!」
って提案したところ。
「それなら全然ありかも!!!」
という反応をいただいた。
そして京阪の萱島駅近くの新築物件で契約となった。
![](https://assets.st-note.com/img/1734230149-2y7HuzKtL4YqdiCThn6VsaZO.png?width=1200)
ちなみに、京阪萱島駅は駅自体が神社になっており、駅のホームの中に楠木がぶっ刺さっている不思議な駅だ。
実距離はまあまあ離れているが京橋駅からは準急で2駅で8分で着く。
この提案も頭の中に、鉄道網や地図が入っていないと瞬時にこのような営業ができない。
みたいな感じで、瞬時に判断できることがプロの仕事。
②の設計でも、土地の面積や顧客の要望を通して、瞬時にある程度のプランを立てられてこそプロだ。
③のトレーダーでも同じだ。
チャートを見て瞬時に、今の相場は推進波なのか調整波なのか、ロング目線なのかショート目線なのか、そして待つ相場なのかをある程度理解できないと一流トレーダーではない。
まとめると
①、②、③という異なった分野でも本当のプロは、瞬時に判断する。
しかしながら瞬時に判断できるようになるまでは、時間というものがかかり、短期間ではなしえることができない。
10年、20年、30年とその分野に携わるなかで身につくもの。
結局、コツコツとやるしかない。
プロになるためには、焦らず一歩一歩と歩みを続けることが全て。
焦らず、コツコツとね。