暑い夏に涼をとる暮らし 京都の老舗料亭で体験する和食・和菓子とガラス器のコラボ、そしてお琴、木のぬくもり
こんにちは。
山ばな平八茶屋の園部晋吾です。
今回は7月23日に行う活動を紹介します。
祇園祭と夏という大テーマの中で暑い夏に涼をとる暮らし
というのをサブテーマとしてやっていきます。
文化庁「子供たちの伝統文化の体験事業」
祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~
・7月23日(祝) 暑い夏に涼をとる暮らし 場所:山ばな平八茶屋
https://ksn16teamb0723.peatix.com/view
メンバーはガラス工芸作家の石田知史さん、お琴の大谷祥子さん、
聖護院八ッ橋総本店の鈴鹿可奈子さん、千本銘木商会の中川典子さん、
そして山ばな平八茶屋の私です。
場所はうちの店でさせて頂こうかなと思っています。
和の文化というものは和の設えがあるところでした方が
いいんじゃないかと思いましてね。
料理屋独特の和の文化の空間の中で
子供たちが色んな体験をしてもらうことも
すごく大事なことなのかな、と思っています。
京都の夏というのはどうしても暑いイメージがありますので
一つは和の設えの中で
例えば庭とか見ながら涼しさを演出しました。
今回、私自身が祇園祭にちなんで
鱧というものを題材としまして
捌いたり、骨切りであったり、落としであったりとか
どうしたら食べやすくするのか
実演を見てもらおうかなというのが
まず一つ。
それとどういう器に盛りつけるかによって
随分、印象が変わるということも
見てもらおうかと思っています。
一つは厚ぼったい陶器に盛りつけます。
それともう一つは石田さんの
パートドヴェールのガラスの器に盛りつけます。
どちらが涼しげ気に感じるのか
見た目で涼しさを感じてもらえる体験をしてもらおうかな
と思っています。
最後に試食もして頂きます。
和菓子でも同じように
鈴鹿さんのところで祇園祭や
涼に関する和菓子を作ってもらって
ガラスの器に盛りつけることによって随分涼しさを
感じてもらえるんじゃないかと思います。
また八ッ橋を使っての実演、試食も考えています。
大谷さんにはお琴をやって頂きますが
夏を感じる曲をお届けします。
今回は中学生と高校生が一緒に来てお琴をします。
見に来てもらっている子供たちと距離が近い人たちに
お琴を奏でてもらうことによって
和文化が近いところにあるんだなと感じてもらおうかなと
思っております。
中川さんにはさんには祇園祭と木というテーマでお話ししてもらいます。
例えば、すごく硬い木が登場しますが、
山鉾のどこに使われているか知っていますか?
とクイズ形式にして進めていきます。
木の使われている状態
その木の特徴によって用途が変わっていくとか
木によって随分香りが違うということも感じてみましょう。
木のプロから子供たちに木のお話を楽しんでください。
今回は自分たちの持っている技術であったりとか
自分たちの持っている知識であったりとか
そういったことを祇園祭と涼ということに特化しましたが
料理屋独特の和の文化の空間の中で
子供たちが色んな体験をしてもらう
和の伝統を感じてもらうということが
凄く大事なのかなと思っています。