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2020年1月の記事一覧
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 0
オークランド芸人、爆誕!!
「頭の中が真っ白になった」「自分の目を疑った」といった驚きを表すフレーズはあまりにも使い古され過ぎていてむしろ余計に陳腐な感じもするが、メルボルンはタラマリン空港で、オークランド行きのジェットスターJQ217便をゲート近くの座席で悠々と待っていた時、電光掲示板にふと目を見やった瞬間の私はまさにそうとしか表現出来ない状態に陥った。
自分の乗るはずの便が掲示板にない。
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 1
オークランド芸人、バスキングデイズメルボルンと言う街を貝に例えるなら、時にはその濃厚で独特な自己主張の強い味に辟易してしまうこともあるが、時間がある程度経つとまた味わってみたくなる魅力を持つ、牡蠣のような街と言えよう。
その一方で、オークランドは、毎日の食卓に並んでも素朴な味であるがゆえに飽きることはないのだが、いつの間にか我々の舌に馴染み、日々の生活になくてはならないような親しみを感じさせる、
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 2
オークランド芸人、クリスマスに撃沈する
クリスマスまであと二日と迫った日の昼下がり、クィーンズストリートのTopShop前でバスキングしながらあたりを見回すと人々が、街中に溢れんばかりに漂っているクリスマスムードに酔いしれているかのように、ゆったりと通り過ぎて行っている。
ソロギターがあたかもベストマッチしているかのような穏やかな雰囲気だ。
それを裏付けるかのように、CDもいつもの倍近くのペ
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 3
オークランド芸人とボクシングデイ、そしてグッドラックKJ sound!!
「風が吹けば」と言うフレーズに続く語句に多くの人は「桶屋が儲かる」と連想するだろう。中には「スピナーベイト」と言う答えが思い浮かんだ人がごくわずかにいるかもしれないが、その人はもれなくバス釣り好きだろう。
風が吹くと波が立ち、プランクトンが壁際に寄せられ、それを狙いに集まった小魚を補食しにブラックバスが寄ってくる。そこへ小
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 4
バスキング飯!!
どう見ても日本列島というよりは蝶や蛾とかのサナギや幼虫に似ていないだろうか。ニュージーランドの形状の話だ。
北島の形が角のある頭部に見えてしまう。少なくとも、日本列島と比較するには無理があるだろう。
さもなくば、カニのハサミか。南島が腕の部分に該当して、北島がハサミの部分で、ちょうど切っ先が手前の方に湾曲している。カニが威嚇して、こちらに向かって振り上げたハサミに見えないだ
ニュージーランド・バスキング・デイズ vol. 5
グッドラック、オークランド芸人
新年を迎え1週間が経った頃、タカプナマーケットへの3度目のトライアルをイマイチな戦績で終え、クィーンズストリートをとぼとぼ歩いていると、サンタ像が解体され運搬されるところに出くわした。
クリスマスが終わっても、年末のカウントダウンが終わっても、そこに立ち続けたサンタ。その悲痛な姿に、誰か奴に休みをやってくれ、あんまりだ、という私の心の叫びが通じたのか。
オセア