見出し画像

庭と人/進士五十八の目ピースフルな自然観・庭園観・風景観 『CONFORT』No.198


CONFORT8月号(No.198)

画像は試し読みページにリンクしています

試し読みはこちら

特集 庭と人 Garden-Human Interaction

手つかずの大自然というイメージに私たちは憧れを抱くものの、人による営みの影響を受けていない自然は、すでに地球上にほとんど存在していないのではないでしょうか。
一度手を入れた森林や里山、農地などは、手を入れ続けないと循環していきません。
人がつくった自然である「庭」も、私たちとともに暮らしていく存在です。
環境に合う草木、場所に適した石や土、さらに、そこに存在する微生物のことまで考えながら、水をあげ、枝を打ち、適切な手入れをして育みます。
その限られた世界で生まれる美に、また、さまざまな自然とつながる多様な姿に、私たちは癒やされたり、心を動かされたり、力をもらったりするのです。

特集冒頭より引用

目次

特集 庭と人
Garden-Human Interaction

進士五十八の目
ピースフルな自然観・庭園観・風景観

草木と石で語る庭師たち
Niwa Atelier
石と木を寄せ、光を呼び、内省の場をつくる
NIPPONIA HOTEL 伊賀上野城下町NOMATSU/尾張旭の家/末広の家/Gre/En 榑えん

GREEN SPACE
従来の領域を超えて庭の自由と可能性を伝える
HJ CLOSET/HJ GALLERY/H BEAUTY&YOUTH南青山/ラフォーレ原宿 源氏山テラス

猪鼻一帆
ひとの原始的な欲求に従う
美山の家/MARUWA 瀬戸工場

parsley
植物から広がるさまざまな循環のかたち
ICOR NISEKO/ space Un/多摩川の住宅

veig
造園と生物学でつくるグラデーションの風景
FUJIFILM Creative Village /Tanikawa House /「セカイは微生物に満ちている」展 /(tentative)

京庭なる井
心がどきっとする瞬間をそのまま景色にする
A LITTLE PLACE/鴨半 OMOYA

「ランドスケープでも建築でも微生物を意識する時代」
対談
板坂 諭/建築家・デザイナー・the design labo代表
×
伊藤光平/研究者・BIOTA代表

水の循環を植栽に組み込む
日本の風景美をインテリアランドスケープに
大山雄也/緑演舎
サンゲツ日比谷オフィス「PARCs」/e-Agency五反田里山オフィス

生命力あふれる渓流の景色を凝縮する
渓流カンパニー
京都渓流カンパニー/渋谷ロフトポップアップストア/集合住宅のエントランス

僕の庭、デレク・ジャーマンの庭
文/後藤繁雄

洗練と個性の玄関-建具・建材・プロダクト
玄関ドア/タイル/塀/ポスト/表札

多彩な場を創出するアウトドア家具
Outdoor Living / Outdoor Dining/ Small Spaces/ Other Items

海外レポート
テキスタイル見本市「PROPOSTE 2024」

<PR>朝日ウッドテック
銘木挽き板内装材「WOODRIUM」がインテリアデザインを拡張する

<PR>SAKUMAESHIMAと歩くオルガテック東京2024
人に寄り添うワークプレイスのミライ

連載
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。
ケンチク学ビバ 第60回

京都大学大学院 地球環境学堂 人間環境設計論分野 
教授 小林広英 准教授 落合知帆

寄り道! ニッポン家具産業史 第12回
輸入家具というベンチャービジネス
取材・文/佐野由香

実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第53回
台湾・屏東の家
さらば日台共棲の長屋
文・絵・写真/渡邉義孝


雑誌の概要

書 名:CONFORT No.198(2024年08月号)
著 者:コンフォルト編集部編
発行日:2024年7月5日
価 格:2,200円(税込)


次号

CONFORT No.199(2024年10月号)
2024年9月5日発売

特集
景のある家
House with Views of Nature
・引き継がれる、伊豆高原の家
・自然と呼応する「もうひとつの家」
創造の螺線
建具の可能性を探る


※本記事の内容は、本書『CONFORT No.198』もしくはCONFORT WEBサイトから引用しています。


CONFORTについてはこちら