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情熱を大事にする

情熱に幸あれ 若気の至りもくべようぜ
水差されたことに
気付かないほど燃やせばいい
情熱に幸あれ 向かい風それすら飲み込んで
辺りを照らせたら
笑顔が幾つも見えるだろう

SUPER BEAVER 「最前線」

音楽から学ぶことは多くあります。

「最前線」という曲は
自分がもつ情熱や熱意を大事にすることを
教えてくれます。

情熱をもって何かの目標に向かっている時
それを邪魔されたり
水を差されたりということは
多くの人が経験することかと思います。

そのようにしてネガティブな気持ちになったとしても
自分自身の情熱をもっと燃やすことによって
そんな周囲からの影響を受けないように
できるんだという教えだと思います。

熱意ということでなくとも
一生懸命に何かに取り組んでいること
趣味などで取り組んでいることがあったとして

その中で水を差されたり
邪魔をされることによって
やる気がなくなったりしても

自分自身の熱意や
情熱に意識を向ける
ことで
邪魔者を退治することができる
ということだと思います。

社会人であれば
仕事に一生懸命取り組んでいること
あるいは趣味として力を入れていること

子どもなら
勉強や部活、好きなことに
熱中して頑張っていることが
あると思います。

人それぞれ違った形の幸福感を感じ
また、それぞれの苦しみを感じつつ
仕事や趣味などに取り組んでいますが

その中で
他とは違ったことをやっていたり
自分と周囲との価値観が違った場合
否定の声を受けたり水を差される
ということが起きます。

特に繊細な人や
些細なことでやる気が落ちてしまう人は
その影響を受けやすいです。

そんな時に
この歌詞は力を与えてくれそうです。

仏教では
菩提心や信心を大事にします。

※菩提心は悟りに向かう心、あるいは
悟りの心そのもの。
信心は教えを信じる心のこと。

菩提心や信心をしっかりと保ちつつ
悟りに向かいます。

その過程で
どんな障害に対しても
忍耐の心によって耐え

自らの弱い心があっても
精進の心でそれを乗り越えていきます。

仏道においても
社会においても

自分がもつ情熱や熱意
何かに対する信じる力

これらを大事にすることが
幸せを呼んでくれるのだと思います。

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真言宗のお坊さんKの小話
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