プロセスエコノミー④~起業準備~
こんばんは。
けいじです。
本日は私の法人設立についてお話しようと思います。
1.突然の法人設立
私はビジネススクールや本の知識より、薬局の開設6か月前くらいから手を付ければいいものと考えていた矢先に、紹介先の希望より急遽法人設立を行うことになりました。
右も左もわからない状態で、期限は1か月弱。吟味する猶予なんかは全くありません。
とりあえず伝手をたどって司法書士さんを紹介いただき面談。
まずは法人名や資本金、事業年度、創立総会(会社立ち上げ日)の予定などの確認から入りました。
中でも定款目的(法人たる目的)の決定に関しては大苦戦。
結局何がしたいかはある程度明確なものの、後々変更は可能でも、公な文章で指し示すという作業。
また、どういう目的がどこまでの業務を網羅できるのかがあいまいな点は困惑しました。当初提出したものなんかはインターネット上で事例を検索してこれならというものを抜粋、記載して提出しましたが、引用先が株式会社ではなかったために、営利目的とはかけ離れる為、これでは提出が難しいといわれてみたり。
結果自身で作成した目的に司法書士の先生に手を加えていただき、とりあえずは役場の了承を得ることはできました。
実際この目的を考えるところがとても重要で会社設立の醍醐味だよ…と司法書士の先生からご教授いただいたものの、事業と事業のコラボレーションこそ頭にありますが、完全新規事業は今の段階では思いついていない状態の私にとってなかなかヘビーな業務でした。
法人名なんかもずっと開業こそ意識していたもののこだわりがなかったので、法人設立業務開始から考えだしました。
またおいおい公表しようと思いますが、私の中で考慮したのは大きく2点。
・あまりに薬局感を出しすぎないこと。
・インターネット検索で出てこないこと。
単純なものなんかはすでに使われているし、かなり複雑にしたら覚えられないし、親しみもわかないだろうと。
結果造語という道に走りましたが、とりあえず気に入っています。
そして本日。
法人実印予定の印鑑が完成しました。
法人認め印、銀行印はセットで頼めば安いのは承知の上で、何となく取り急ぎで作るのが嫌で、とりあえず実印のみ。
ただただ感慨深いです。
まで完全に始まってもいないのですが、今まで闇雲にもがいていたところ、少しずつではあるものの一歩ずつ前に進んでいる感じ。
はんこ屋さんで一人エモに浸っていました。
実際の設立予定は5/30なのでもうすぐではあるものの、実感は湧いていません。
特に設立したから何か変わる、それがゴールというわけでもないのですが、また完了したときにはいろいろ感じるものがあるんだろうなーっと。
開業はあくまでもリスタートの到達点。ゴールではないことを念頭に、引き続き自分がすべて取り仕切るならどうする、ああするを考えながら日々の業務に取り組んでいきます。