89.薬剤師という職業の客観視
こんばんは。
今日は薬局薬剤師という職業を振り返ろうと思います。
薬剤師
ん~、難しいね…。
実際は調剤薬局業務全般を見渡して、その通りの仕事ではあるのですが、『つかさどる』という点に引っかかった。
確かに
調剤・医薬品の供給=調剤業務全般を指す
その他薬事衛生=学校薬剤師業務等?
とはなるかな?
でも『つかさどっている』のか?
疑問点
確かに調剤業務って医薬品の適性供給という仕事。医師の処方に対しての門番という役割。
でも薬剤師って院内処方の場合、設置が必須ではなかったりするして、何となく立場が弱い。
医師によっては薬剤師通すのめんどくさいと思われたり、介護の現場においても、これくらいの管理なら薬剤師の介入なんかいらないといわれてしまったり。
薬に関して完全な主導権があるとは言い切れない為、弱いんだと思う。
処方権は医師にしかないので、あくまで提案。
これは医師に相談してみてくださいというワードのオンパレード。
日ごろ様々な処方箋をさばいていると、本当にこの処方でいいのか?でもこれ以上は介入が難しいという場面も多々ある。
こういうところがもどかしい。
他の医療従事者よりも「モノ」を介して超間接的に医療に関与するというところ、自分で治している感がどうしても弱いんです。
例えば医師なら手術~投薬とすべて主導権を持つ。看護師に関しても指示はあるものの、直接患者様にふれるような看護も多々ある。理学療法士だって…。
薬剤師は指示書が来て、それ通りの既製品を準備し、説明してお渡し。
医師が薬の説明までがっちりされていた場合、薬剤師の投薬って…。
それは自身で感じているものもあるが、患者様対応でも思う。
「医師に話したんだから、早くその通りの薬をくれ」
よく言われること。
初めは憤っていたものの、気持ちもわかる。
特に毎回同じ処方、例えばそれが1週間処方だったりすると、しゃべることも少ない。
本当に薬を渡すだけになることも…。
まあ二重に説明することになってもそれだけ重要なものなんですけどね。
何か別に付加価値を付けられないだろうか…。