-詩-てまねき
ぽんっ、と背中を押されて振り向いた。
今宵も誘う。
水面に映る誰かを手招く。
橋だってキリキリ鳴いている。
僕は顔をさがして歩く。
ようやく見つけてのばした手。
指先から呑まれる感覚。
たぷんっ、と音がして空気が揺れた。
また全て元通りになった。
お題はXにて【言葉の添え木】様から「幻」
ぽんっ、と背中を押されて振り向いた。
今宵も誘う。
水面に映る誰かを手招く。
橋だってキリキリ鳴いている。
僕は顔をさがして歩く。
ようやく見つけてのばした手。
指先から呑まれる感覚。
たぷんっ、と音がして空気が揺れた。
また全て元通りになった。
お題はXにて【言葉の添え木】様から「幻」