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O脚が悪化すると歩くより立っているのがツライ

当院に来られている方で、府中市在住80代女性で

O脚変形が強い人がいます。

変形性膝関節症になって20年経って

整形外科にも行きましたが

リハビリの期限切れや体力的に通院継続が厳しくなり

当院に来ております。

O脚が強くなると

(立ってひざとひざの間に隙間が8指入るぐらい)

立っていることがツライという訴えが聞かれます。

変形性膝関節症でいう末期の変形性膝関節症と解釈してもいいかと思います。

以前にも、同様な方が来て同じことを言っていました。

このような方をみるとき、変形改善は困難で
痛みのコントロールを目標にしていきます。

まずは全身の柔軟性が大事です。

この方は腰や肩にも問題があり

仰向けが出来なかったり、よく足をつるなどの訴えが聞かれていました。

しかし3回の介入で、これらが改善しています。

ひざはダメージを負っていますが

他部位にも影響を起こします。

そのためO脚変形を治すことばかりに注目するのではなく

全身を治していくことが大事になります。

高度のO脚変形は立っているのがつらくなり

歯磨きや家事動作に影響を与えるのだと思われます。

このような方には立っているときに膝の間にボールを

入れてつぶす運動をお勧めしています。

これはO脚にならないようにするための運動にもなります。

ぜひ簡単なので試してみてください。

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