ラジ鬱投稿(姫路旅行、柳田國男にまつわる宿・「蔵書の館」)
今週の投稿
田中さん、こんにちは!
先日の水曜日、鹿児島に戻って「着いたよ」コールをしたその後に、四国の地震速報!田中さんや、リスナーの皆さん、被害はなかったでしょうか?
さて愛媛に滞在中はいつも、必ず家族6人で(父母、兄、ダンナ、娘)1〜2泊の旅行をします。今回は「世界遺産を見よう!」と姫路へ参りました。さすがに桜は散っていましたが、「白鷺城」とも呼ばれる美しさは、見応えがありました。
そしてその日のお宿は「播磨福崎・蔵書の館」。こちらも県の重要文化財です。民俗学者・柳田國男が11歳の頃に預けられた、大きな庄屋の家を宿泊施設としたもので、國男はここでさまざまな書物を読み漁り、後の学者人生の礎を築いたのだそう。そのためお部屋には、テレビなし、時計なし、その代わりにたくさんの書物が置かれています。
柳田國男の研究テーマである民俗学や(妖怪の本もたくさんありました)、日本の食、芸術にまつわる本などが、難しそうなものから子供向け絵本までどっさり。本好きさんにはたまらないお宿です。
300年という歴史ある建物ですが、トイレと檜のお風呂は最新式! 檜のお風呂はスイッチを押せば自動でお湯が溜まり、適量になると「お風呂が入りました!」と音声で教えてくれます。それを見た娘が、
「このお風呂、ばあちゃんの家のと同じだ!」と叫んだところ、説明してくれていたスタッフの方が、
「まあ素敵、おばあさまのお家も檜のお風呂なんですか!」
と答え、「そっちじゃないです笑」とみんなで大笑いになりました。
リクエストはスターシップの「We Built This City(シスコはロックシティ)」をお願いします。