ドラマ「校閲ガール」が身につまされる話と、好きを仕事にできるかどうかの話
前から見たいと思っていたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール」がTverで期間限定再配信となっていたので、今日から見始めています。
最初に勤めた会社が通信教育系企業で、大学情報誌の編集の仕事だったので、いちいちわかり味が深い…(第二話の大きな文字ほど誤植を見落とす、挙句のシール対応は、みにつまされる…)
最後は憧れのファッション誌に携われるのかどうかは、明日以降の最終話まで見てのお楽しみですが、主人公が校閲の意外な面白さに気づたりと、実際仕事って見るとやるとでは大違い、みたいなことありますよねー
私も「なんか本がつくりたいです!」みたいなアホ丸出しの社内面接で編集部に配属されましたが、「企画とは何か」もわかっていなかったし、そもそもの校正作業が全く向いてない!と4年で退職、流れ流れて今は旦那と飲食店経営ですから、人生わからないものです。
それでもその時培った「編集」という仕事が、全く無駄か、というとそうでもなくて、折込チラシを作る際も、ホームページを自作する際も、レストランのイベントメニューを企画する時だって、あの4年間で先輩にがっつり教わったことが、本当に役に立っています。
まあ今の仕事を自称するとすれば、旦那の料理と店をどう売り込むかを日々考える、編集者でありプロデューサーと言えるかな?笑
憧れ、好きなこと=仕事になることはまずない、と言われますが、その時の好きや興味をとっかかりにして何かしらやっておけば、なんらかのゴールにたどりつけるもんだ、と声を大にして言いたい笑
以前QUORAという質問アプリに、
女の子のなりたい職業で常連の「ケーキ屋さん」ですが、近年は廃業するお店が多いようです。この事実を、子どもたちにどのように伝えるべきでしょうか?
という質問があり、自分の経験を踏まえて回答してみたのがこちら。
興味を持った「ケーキ屋さん」を軸に、お子さんの世界を広げる方向に展開していってはどうでしょうか。
小麦粉やバター・たまごなどケーキの材料を作る人、オーブンやホイッパーなどケーキを作る器材を作る人、ケーキを包む資材をデザインしたり作ったりする人、ケーキ屋さんの店舗をデザインしたり作ったりする人、レシピを考えて本を出版する人、オススメのケーキ屋さんの情報を編集して発信する人…等々
「ケーキ屋さん」の周囲には、様々な世界のお仕事が関わっているのだとわかれば、製菓にまつわる仕事の選択肢を広げられると思います。
「ケーキ屋さんなんて、廃業が多いよ」と言うより、「お菓子に関するお仕事はいっぱいあるんだね」と教えてあげる方が、親としても楽しいですよね。
興味と好奇心をいっぱい持っていれば、必ずどこかにたどりつく、
みたいなことを、ドラマを見つつ思いだしてました。
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