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1年の締めくくり7、8日目(おせち準備1、2日目)
クリスマスが終わった翌日の26日には…
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どーんときましたおせちのお重!
そして次々と運び込まれるおせち商材。
1日目はまず昆布巻き。戻した昆布を鰆に巻きつけ煮ていきます。
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続いて一の重のエビ、鶏肉のつみれ団子、野菜の面取り、地元の美味しいお豆腐にきくらげ、にんじん、ぎんなんなどをいれた自家製がんもどき。
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数の子を塩抜きし筋皮をとって下ごしらえ。およそ40セットの分の下ごしらえ。なかなか時間がかかります。作業中はラジコでタイムフリーを聞きながら。パンサー向井のふらっと、あと寝る、そして村上RADIOは「秋の夜長はジャズ・クラリネットで」(11月26日の再放送)
クラリネットが花形だった時代のジャスは、レトロな上品さを纏いつつ、それでいて人生の機微を知り尽くした大人が楽しめる、退廃的なムードもあってなかなかよいなと感じました。
番組中、村上さんは「音楽とは関係ないのだけれど」と前置きして、ベトナム戦争におけるトンキン湾事件について語り始めます。
北ベトナムで起こった襲撃に対して、当時のアメリカ大統領は確認の取れていないにもかかわらず、即座に報復措置をとります。世論やメディアはこれに対して好意的な支持を示し、それをきっかけに議会を通さず軍を動かせる権限を大統領に与える、という法案が通ってしまいます(トンキン湾決議)。これはベトナム戦争をさらにエスカレートさせ、多くの戦死者を出すことになります。
世の中の義憤に駆られる空気に流されず、この法案に反対したのは2人だけ。当初は愛国的でないと袋叩きに遭いました。その後この議員たちの名誉は回復され、その発言はイラク戦争の際に再び脚光を浴びるのです。
「どれだけ世間の風圧が強くても、どれほど自分たちが少数派であっても、正しいと信じることは決して曲げない、それが自分に不利益をもたらすかもしれないとしても、しっかり声を上げる、空気なんて読まない、忖度もしない……そういう人たちの存在が、たとえ少数ではあっても、僕らの社会には必要なんですよね。」
この日の放送の文字起こしは下記ホームページで読むことができます⤵︎
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/index_20231126.html