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🔵腸内紛争

それにしてもホルモンっていつ飲み込んだらいいのだろうか。

いつまで経っても、物を飲み込む相場のサイズ感にならない。

さすがにこれ以上の時間、口の中に居てもらっては「あれ、まだ舐めてんの?」と思われそうで、よし飲み込むぞ!と思うけど、そういう時に限って全然飲み込めない。状況は飲み込めるが、ホルモンは飲み込めない。

たまに錠剤をうまく飲めない人に出会うが、似たような感覚だと思う。本能が飲み込むことを避けてる感じ?

そもそもホルモンは、焼けたかどうかの判断基準もよく分かっていない。いやまだでしょ、なんて言ってる間に隣の人参は黒焦げになっている。

30歳を目前にしても、未だに分からないことだらけだ。

ホルモンをいつ飲み込むのかについては、今のところ、顎が疲れたなと思った時としているが、これが最適解でないことは薄々感じている。

年々顎は弱ってきているだろうし、これを基準にしていたら、近い将来、口に放り込んだその足で飲み込むことになるやもしれない。

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さて先日、6日間続いた腸内紛争が、やっと終結した。

ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスは「歴史は繰り返す」と言ったが、
この歴史的紛争が三度繰り返されては、たまったものではない。

今回の発端は一串の焼き鳥。主犯はおそらくレバーだろう。ハツも怪しいとこだが非常に美味しかったため不問とする。写真フォルダのレバーを見ると、奴のアリバイは瞬く間に崩れた。

明らかに黒だった。赤すぎて黒である。

後悔、時すでに遅し。大将の、焼き鳥に命懸けてそうな風合いも重なって、そのときは美味しそうに見えてしまった。

これが最初からヤバい奴感を出してくれていたら話は違ったと思う。とんでもない異臭がするとか、明らかに変な緑色してるとかしてくれたら、こっちだって遠慮するに決まっている。色気をプンプン出しといて、終わった途端に攻撃してくんのは無しだぜ。

後悔と苛立ちだけ募って結局なんの解決もできないが、いい女にも気を付けなきゃなと思った次第である。


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