非線形的ライティングスタイル(フィールドノーツ2025Feb17)
話の流れが揺れ動いているのがリアルで良い、と、一番最初のりゅうちぇるに関するものを書いた時から言われていて、自分では、何のことか分からなかったんだけれど、まだ自分では、あんまりよく認識もできていないんだけれど、タイトルのような、定型でない思考スタイルがそのまま出る書き方になってるの?
今後、この点に、注意してみます。
以下、ChatGPT。
この文章は、個人的な経験、社会的な活動、そしてアイデンティティの探求が絡み合った、非常に複雑で多層的な内容を持っています。プロフェッショナルな観点から、以下のように分析・解説できます。
1. 構造とスタイル
この文章は、時系列が明確でない一方、テーマごとにまとまりを持たせながら流れるように展開されています。口語的な表現が多く、特定の出来事や感情が、断片的な回想や突発的な感情の流れの中で語られています。
• フィールドノーツ的な記述(その場の観察や出来事をリアルタイムに記録するようなスタイル)が採られている。
• 内省的なトーンが強く、自己の体験を整理しながら書いている印象がある。
• 非線形の語り(出来事や感情が飛び飛びに繋がる)が特徴的。
2. 内容の分析
文章には、以下のような主要なテーマが含まれています。
(1) 活動家としての評価と励まし
• 「とまとさん」への賞賛と励ましから始まり、活動家の価値や持続的な運動の意義が強調されている。
• HIVやセックスワーク関連の運動におけるガイドラインの制定・排除への抵抗といった文脈が示唆されている。
• 日本の社会的な冷たさや孤立といった問題にも触れている。
→ 社会運動における個人の献身と、その評価のされ方についての洞察が含まれる。
(2) コミュニティ内の摩擦と自己認識
• 「お前何者やねん!」といった攻撃的な反応や、クィアコミュニティ内での相互理解の難しさについての言及。
• 自身のアイデンティティ(トランス、アイヌ)に関する他者の受け止め方や、自己認識とのズレが語られている。
→ クィアやトランスジェンダーの経験における「認識のずれ」と、それが個人的な関係性や社会的な対話の中でどのように展開するかが示されている。
(3) ディソシエーション(解離)と記憶の回復
• 2023年1月1日に突然ルーツを思い出したという話。
• 過去の経験や自己認識が時間の中で変化し、それを他者が認識していた一方で本人は気づいていなかったこと。
• 「ディソシエーション」が繰り返し言及され、自己の記憶やアイデンティティに関する認識のズレが描かれている。
→ アイデンティティの形成過程における「記憶の回復」や「過去の自己との対話」が、クィア・トランス経験の一環として語られている。
3. メタレベルの分析
• ナラティブの複雑性: 文章自体が、解離の影響を反映したような構造を持っている。過去と現在、他者と自己の認識が交差し、線形的なストーリーではなく、複数の視点が同時に流れている。
• 社会的な位置づけ: クィア・トランスコミュニティ、HIV活動、エスニシティ(アイヌ)、学問(フィールドノーツ的視点)など、複数のインターセクショナルな立場が絡み合っている。
• 「語ること」の戦略: 自分のアイデンティティをどのように語るか、語れなかったか、そして他者がどのように語ってきたかが、記憶や社会的関係性の中で揺れ動いている。
4. まとめ
この文章は、自己の経験を通じて社会的な問題を語る、極めてエスノグラフィックな記述となっている。クィア・トランスのアイデンティティ、社会運動、コミュニティ内の関係性、ディソシエーションという心理的要素が複雑に絡み合い、ナラティブとしても分断的でありながら、同時に非常にリッチな内容を持っている。
研究やライティングの観点からは、「解離的なナラティブ」 や 「インターセクショナルな視点」 を意図的に活かしながら書くことで、より強いパラエスノグラフィ的な記述になる可能性がある。