ボディタッチ(フィールドノーツ2025Jan21)

1.

こちらの男性は、すれ違う時に、黙って頷き合うことで、挨拶を交わす、という話を前に書いた。また、親しみを込めて、肩の下あたりに、そっと手を触れてくる、という話も既に書いた。

その、人種の割合を、見た感じとか、場所とかで判断すると、南アメリカ系は、触ってくる確率がかなり高い。もともと白人系の文化なんじゃないかな、と思う。アジア系で、特に新移民は、あんまりやってこない。

それと、ゲイは、触れてくる割合が高い。

これは、私に対して、であるので、人種やセクシュアリティは、擬似相関になっている可能性もある。そうすると、相関がありそうなのは、なんなんだろう。。。バイブスが南アメリカ出身のクィア的、なのかもね。知らんけど。

2.

もう一つ、書いておきたいのは、似たような「触れる」系の話。

たまたま、美輪明宏が、色気というのは服を着ていても出ている気のことで、それは、男性が後ろから肩を叩いてきて、振り返る時に嫌な顔をしないで、あたたかく包み込むような対応をすること、とか何とか言っていた。

それには、勘弁して、と思ったんだけれど、アタシはまたしても、大物ストレートドムから、お誘いがあって、反応したら直接やりとりすることになり、ビビったんだけれど、モダンゲイシャ的何かって、その包容力?かも?

3.

自分が誰に対しても、ニュートラルな反応をするのは、自分でも好きなんだけれど、自分でも嫌になってて止めたいと思っているのは、相手に特別感を持たせるような対応をうっかりしてしまうこと。

例えば、後ろから肩を叩かれて、振り返る時に、本当に嫌な相手なら、「さわんじゃねーよ!怒」という反応を促するんだけれど、そうでないと、「あのね、そういうこと、したらいけないから、止めた方が良いんだけれど、あなたのことだから、特別、しょうがないってことにしておくわ。でも、もうやらないでね」 みたいな感じの反応が、自動化されてしまってるんである。

つまり、モダンゲイシャの仕事的に、そつない対応が、そういう対応だった、ということだと思う。

私は、ダメなものはダメ、という感じで、諭して、仕事中でも触らせたりもしなかったが、それでも、柔らかく拒絶して、気を持たせる感じに自分で調整してたと思う。むしろ、そうすると、プラスマイナスゼロより若干プラスになるし、多分、他のお姉さんたちと比較すると、営業するつもりが見えない猫的な対応なので、かえって追いかけたくなる、みたいな、そういう対応だったんだろうな、と思う。

そういうの、色気だと言われると、そうなのかもしれないし、何か持ってる、というのも、仕事でマイナスにならないように振る舞う訓練と、オーティスト的なカメレオンとして適応した結果、なんだろうな、って感じ。

そんなところで。

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