一人目のドラァグの師匠と、今、絶対的に師事しているポーラーは、ほとんど同じ名前だ。そういうこと、めちゃ多い。
2人とも、カリスマ的で、動きで、間違いなくその人だと分かる。まるで、サザンとか、ミスチルみたいに。例えが、古いんてすけどね。
それで、この2ヶ月か、ほとんどダンスのクラスには出られてなくて、しかし、私が本当に苦しいときに、私を生かしてくれるのは、ダンスなんである。
Lは、クラス中に、私にもそれなりに、何か教えるようになって、でも、私は最初は、緊張しまくって、ビビりまくり。
次に、東アジア系にありがちな、動きを分解して説明するやり方が、全く向いていなくて、「右足を寄越しなさい、右足!あなたの右足はどっち?!」とか、「あなたのした腹どこ?だから、した腹はどこ?!」みたいな感じになって、呆れられてて、加えて、「きちんと練習しなければ、上手くなりません!」という、厳しい感じで、まぁ、そういう指導者好きなんだけどね、たぶん。
しかし、何だか、時々、めっちゃ可愛いので、胸キュンなんである。
今日は、思いきって、「口で細かく説明されると、むしろ、ほとんど出来ない」と言ったら、何だか、なるほどと思ったらしく。
だって、プロばっかりの時に、爆速で振り付けても、私はそれなりに着いていくのに、細かいテクニック主体のクラスだと、「あなたの右尻はどっち?だから、右の尻!?」みたいになり、何だかあべこべなんだもん。
特に、ポール。
それで、Lは、音楽の速度を落として、4回繰り返すからねー、ゆっくりやるから、大丈夫だから、と、いつもとやり方を完全に変えてくれた。
もちろん、一番下のクラスの番号が着いているのに、少数精鋭のプロやセミプロの集まりになる、みたいな、いつもの感じではなく、一番下のクラスには普段は出てないでおろう、それなりの人たちだけれど、セミプロ未満、という感じの皆さんで、ほとんど満席のクラスだったせい、もあると思う。
アタシは見境なく、出られるやつには、出てるんだけどね。
しかも、昨日、パフォーマンスの後、悔し泣きしてから、突然プロ根性的何かに、アタシのメンタリティが変更になってて、
絶対に最前列の一番近くで、機会が与えられると、人を押し退けてでもやる、っていう、それなりに正しい空気感でやってたので、そういうのも伝わったかな、と思う。
始めて4ヶ月くらいか、一人目のLに習ってたときには、もしかしたら、そんな感じで、死ぬ気でやってたかも、しれない。そうしないと、着いていけなかったから、だったけれど、その自分と周囲に圧をかけかてる感じのショーアップ感というのは、存在感として、かなり重要なのかも、しれないなと思う。
ついていくぜ、アネキかアニキか、どちらのLもL次第、って感じなのも、アタシにとっても、とても良いと思う。
それにしても、あれ?今日は初心者ばっかりなのかな?と思ったら、準備運動の段階で開脚したら、みんなめっちゃ柔らかくて、初心者ちゃうわ、と気がついた私でした。しかし、プロセミプロとの違いは、筋力。
すらっとしてても、片手でポールつかんで自分を持ち上げて、ぐるぐる回れる、みたいな筋肉は、簡単には着かないので、かなりの研鑽が必要なんですわ。
アタシも全然まだまだ、です。
「出来ないのは、体幹の筋肉が足りないから」と前にLに言われて、ワークアウト系のクラスに頑張って出てたのに、おろそかになっていた。。。