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和紙はもうオワコンなのか

アフィリエイトを諦め、起業に興味を持ち始めた私。
そして、高知県内の中山間地域を舞台に課題をチームで解決するというイベントで出会ったのが、若山楮(わかやまこうぞ)という和紙の原料だった。

和紙の原料はいろいろあるけど、その中でも楮(こうぞ)は和紙の原料として最も多く使用されているクワ科の落葉低木で、栽培が簡単。

しかもその楮(こうぞ)の中でも若山楮(わかやまこうぞ)は、過去には日本一との名声を得るほど良質な和紙の原料であったそうな。

しかし、もうすでに絶滅に近い状態になってしまった。

少し調べてみると和紙の作り手が減少していたり、機械で作れる紙が普及してからというもの、需要が格段に減ってしまっているらしい。

え?これって…もしかして、和紙ってオワコンじゃないの?


和紙ってオワコンなのか?

紙漉きの様子

ここで改めて和紙について考えてみる。
和紙は作る手間や後継者不足によって廃業するところが増えているらしい。

和紙のいいところ

  • 耐久性と長寿命(1000年ぐらい持つ)

  • 薄くても非常に強く、柔軟性がある 

  • 吸水性と通気性がある 

  • 紫外線・赤外線カット効果

  • 調湿・空気浄化作用

  • 染色や加工に耐えうる強靭さ

  • 高耐久

長く使えて携帯性もあり折り畳める。
さらに、表面に柿渋を塗ることで防水したり、紙を漉くときに、他の繊維と一緒に漉いて機能を追加できるといったカスタムもできるらしい・・・。

コンパクトになるし機能性も高いなんて、和紙最強じゃん?!
なんで、もっと活用されないんだろう。

しかし、生産者も多くいたはずなのに、廃れてしまっている現状を見ると、なにか理由がありそうだ。

和紙のデメリット

  • 和紙より安く代替できるものがある

  • やぶれそう

  • 気軽にお手入れができなさそう

  • 使い捨てするにはもったいない

  • 手に入りにくい

まだまだありそうだけど、まとめると、

あえて和紙を使わなくても代替できてしまう。

これに尽きるかもしれない。

では、和紙にしかできないことってなんだろう。

これが、和紙を後世に残すキーワードかもしれない。

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#若山楮
#高知



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