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一人旅のいいところ

昨日からずっと雨降りの月曜日、気温も低く寒い一日、
重苦しいニュースも入ってくる。

こんな日は、少し情報を遮断して、ゆっくり穏やかに。
お茶を淹れて、気楽に読んでリラックスできる一冊を。
旅好きの角田光代さんのエッセイ、『大好きな町に用がある』。

角田さんは若い頃から よく一人で旅に出ていて、私も角田さんほどの冒険旅ではないものの、以前は よく一人旅をしていた。
今は コロナ禍だし、母の在宅介護があるしで すっかりステイホームだけれど、
フットワーク軽く 年中飛び回っていたので、今、出かけられないストレスはない。
逆に あまり出かけていなかったとしたら、今、物凄いストレスだったかもしれないなと思う。

出来る時に出来る事をする。
遊べる時に たくさん遊ぶ。

親の介護は いずれは…と ぼんやり思っていたけれど、まさか世界的に感染病が大流行するとは!
まさか、私が在宅介護生活の為に、コロナ禍以前に フライングして始めていたステイホームを 皆がやることになるとは!
まさか 海外と簡単に行き来できなくなる日が来るとは!
戦争でもないのに、と思っていたら、本当に戦争が始まるとは!

つくづく 未来のことは、わからないのだと思う。
この先もどうなっていくのかは わからないし、どんな時も希望を失ってはならないと思うけれど、
明るい兆しは見えて来ない。

こっちに話がいってしまうと、私は延々と書いてしまうので、ちらっと書くだけだが、
いずれコロナが終息したとして、それでも日本は以前のような状態に戻る事はないし、
逆に どれだけ落ち込まずに済むのか、どれだけ落ちるのか….
今の日本の問題は、コロナが要因ではない、元々あった問題ばかりだから。

さて その一人旅の話。
一人旅は当たり前だけれど、自分一人なので、自分の好きに 自由に出来るところがとってもいい。
何時に起きて、何時に 何処で ごはんを食べても、少しゆっくりしても、物凄く早起きしても自由。
予定を全く決めずに動いても、きっちり決めても、はたまた急に予定変更してもOK。

何が一番いいかというと、自分と対話しながら旅ができること。

これは何も旅に限らず、例えば 一人で美術館に行ったり、映画に行ったり、終わってから一人でランチを食べたり、
そんな時でも同じだと思う。
一人だと、常に自分と対話することになる。

一人でいることが多い人は無口…なんてことは あまりないと思う。
それどころか、かなりお喋りな人であることが多いと思う。

例えば、マラソン選手。
例えば、将棋棋士。
一人でコツコツと、黙々と鍛錬を重ねている時に 常に自分と対話しているのだと思う。

自分一人で、何かを見て、何かを聴いて、自分がどう感じるか、何を思うか。
もちろん誰かと一緒に旅をして、映画を見て、音楽を聴いて、美術館へ行って、互いに話すことも楽しいし互いに話し合えるし、それはそれで素晴らしいことと思う。
そのことと、自分と対話するのは また別のこと。
内容をアウトプットしても しなくても、自分一人で様々なことを感じ、色々と考えを巡らせて インプットすること。
それはとても大切なこと、とても貴重な豊かな時間だと思う。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
毎年、こんなに寒暖の差が大きかったでしょうか?と思います。どうぞ皆様、お体 大切になさって下さい。
よい毎日でありますように(^_^)

4月4日に こちらの嬉しい知らせが届きました。
読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。

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