コロッケパンで成人の日を祝う
「ああ、なんて清々しいんだろう!」
こざるちゃんは、朝の青空を見て 嬉しそうです。
今日は成人の日です。
こざるカフェでは コロッケパンを お祝いメニューとして出します。
男爵いものコロッケとキャベツをコッペパンにはさんだ、
シンプルなものです。
なぜ、コロッケパンなのでしょう?
成人を応援するというと、カツサンドの方がいいような気もします。
「でもね、人生は 勝つとか負けるとかじゃないと思うんだ。」
そうそう、りこちゃんも、そう言っていました。
「コロッケって、平和な感じがするよね。」
「みんな、子供の頃を思い出すんじゃないかなぁ。」
「うん、コロッケは懐かしい味がするよ。」
りこちゃんも、昔、小さな台所で、たくさんコロッケを作っていました。
そんなわけで今日は 朝早くから、
こざる達は コロッケ作りに励んでいます。
「今日は りこちゃんのお昼ごはんもコロッケだね。」
「うん。なんだか嬉しいね。」
ラジオからは、元気のいい歌が流れています。
「生きていくんだ それでいいんだ」
玉置浩二の『田園』です。
「そんなに急がないで そんなに焦らないで
明日も何かを頑張っていりゃ」
こざる達も歌います。
このコロッケパンは、成人を迎えたお客さまだけではなく、
「どなたでも注文できますよー。」
読んで下さって、どうもありがとうございます。
昔懐かしいコロッケパン、パン屋さんへ行くと ついつい買ってしまいます。
よい毎日でありますように (^_^)