2023年春ドラマ、何を観て何を観ないか~つい観ちゃう編
新ドラマが出揃ってきた。
今クールのドラマは、何を観るか決断しがたい。
微妙だなぁと思っても、つい観ちゃうドラマもいくつかある。
ということで、絶対に観ると、つい観ちゃうに分けて紹介します。
今回はつい観ちゃう編です!
つい観ちゃうドラマ
火曜日「unknown」
あなたの隣でも吸血鬼が普通に生活している……そんな世界での話。
ポイントは普通にということ。
吸血鬼であるこころ(高畑充希)が、婚約者の虎松(田中圭)に打ち明けても案外すんなり受けいれられる。ルパンの娘みたいに隠すことで巻き起こるドタバタを描くのではない。吸血鬼が普通に存在する世界にいたらどういう感じなのか、田中圭の目線で追体験できる。
吸血鬼は人の血を体内に取り入れないと生きて行けない。所謂吸血鬼のおぞましいイメージがある田中圭は、血なまぐさいことをして血を吸うのかと高畑充希に質問する。そこでの高畑充希の切り返しが心に刺さる。
人間が肉を食べるのに自分で屠殺しないように、吸血鬼も人間を自分で襲う訳じゃない。人間がスーパーで肉を買うように、吸血鬼も血をネットサイトで買うのだと力説する。
第二話のこのやりとりがとても面白い。
こういう細かいディテールって大事だなと思う。現代に吸血鬼が本当にいる気分になる。
吸血鬼であることでコメディの要素があるけど、吸血鬼=少数派で置き換えることで世の中の常識を問うものとなる。
昔、某男性歌手が男を買った時、気に入らなくてチェンジしようとしたことがバッシングされた。あれって、普通に男が女を買ったならバッシングされないでしょ?……なんてことを思い出した。
そんな風に考えると、このドラマは「絶対に観るドラマ」に入るかも。
「王様に捧ぐ薬指」
山田涼介と橋本環奈、二人の美しさでつい観ちゃうドラマ。
ウエディング会社社長の山田涼介が、結婚に魅力を感じない若者へ「結婚っていいよ!」と配信するために、金目当ての橋本環奈と計略結婚する話。
表面的には反発し合う二人だけど、お互い惹かれ合うという展開。
しかし、透明感のある肌、猫毛、黒目がちな(といっても茶色)目……と橋本環奈の魅力でついつい観ちゃう。ウエディングプランナーの紺色のワンピースが、またよく似合っている。
なで肩の橋本環奈に対し、山田涼介はいかり肩。中性的なイメージの山田涼介だけど、骨格は以外と男っぽいのだなと思った。
内容には関係なくて恐縮ですが……
水曜日「私のお嫁くん」
ごめんなさい!これも内容は関係なく、高杉真宙の魅力で観ちゃいます。
高杉真宙と言えば、ドラマ「おいハンサム!!」。イケメンなんだけど、その裏の気持ち悪さとか変なところが魅力だと思う。
その変な感じが、お嫁くんでも期せずして出ています。これ、ほめています。
「それってパクリじゃないですか」
飲料水メーカーの商品開発部と知的財産部のお仕事話。
キラキラボトルとか、空気に触れたら色や味が変わる紅茶とか、本当にあったら楽しそう。そのアイデアがすごいと思う。
また、特許に関する専門知識も毎回出て来て勉強になる。
「白い恋人」をパクった「面白い恋人」が訴えられた実話なども盛り込まれて、社会派な一面も。
木曜日「勝利の法廷式」
無実の友達を無罪にできなかった過去をもつ弁護士志田未来。
脚本家である風間俊介は恋人を亡くしているのだが、どうやら志田未来と関係がありそう。
風間俊介が書いた脚本通りに志田未来が弁護をして、依頼人の事件を解決する。このドラマの面白いのは、必ず後半で、展開がひっくりかえるところ。なるほど……と思う。第二回では、ストーカーとして訴えられたフードデリバリーの配達員が、実は原告が覚醒剤を買っていてそれを止めるために奔走していたことが分かる。
ただ、イマイチ乗り切れないのは、モチーフがすこし古いことか。第三回は、特殊詐欺の構造とかテレグラムとか……あと半年早く放送していたらと悔やまれる。
日曜日「だが、情熱はある」
お笑い芸人のオードリー若林と南海キャンディーズの山里の自叙伝。ほぼ実話らしい。
面白いのは、それぞれの家族。若林父の分かりやすい毒親っぷりと祖母の優しさの対比が面白い。山里の母親は、何にでも「すごいねぇ」と言っているのが、これって嫌味?どういうつもり?と心がザラつく。
このドラマを観ると、春日の人の良さを感じる。
ある意味、若林のように陰がないと光はないってことか……
このドラマはとても評判がいい。
うちの子もイチオシだ。
なんだけど、イマイチ乗り切れないのは、物語を貫く一貫した流れが見えにくいからだと思う。時代が行ったり来たりという、構成もあるのだろうけど、主人公の欲望がよく分からない。
ただ、気になって最終回まで見続けると思うし、途中で目覚めるかも。
絶対に観る編はこちら↓