ドラマ「星降る夜に」#5を観て「やっぱり大石静さん最高!」と思うこと
今クールのイチオシ、
火曜ドラマ「星降る夜に」
脚本は大石静さん。
私の大好きなドラマ「アフリカの夜」の脚本家だ。
この夏、仕事を辞めた私は
これまでやりたくてもやれなかったことをやろうと決めた
その一つが「アフリカの夜」の文字起こし
このドラマが放送されてから23年間。辛い時、このドラマを観て励まされてきた
なぜこんなに好きなのか分析するための手段として文字起こしをした
「アフリカの夜」の詳しい話は、以前NOTEに書いたので
興味がある方は読んでみてください……全32回ありますが(汗)
「星降る夜に」の第五回で一番好きなシーン
以前勤務していた大学病院で、妊婦さんが死亡する事故に遭った雪宮鈴(吉高由里子)。裁判は無罪だったものの、鈴は心に深い傷を負う。そして、現在の勤務地「マロニエ産婦人科」へ。
しかし、恐らく被害者のご主人と思われる人から、SNSで『雪宮鈴は人殺し』と投稿される。転院希望の患者が続出し、混乱する院内。
そこで、看護師長である犬山鶴子(猫背椿)が院長の麻呂川三平(光石研)に鈴にしばらく休んでもらったらいいのでは?と提案する。このシーンが最高!!
大石作品の男性は、女性を絶対に守ってくれる
「アフリカの夜」の礼太郎(佐藤浩市)もしかり、丸ちゃんのオトン(國村隼)もしかり……
「星降る夜に」では、柊一星(北村匠海)が鈴を守るのは当たり前。だって恋人なんだから。だけど、一星だけじゃなく、院長がこのセリフを言うのがめちゃくちゃ好き。
その後に鶴子が言う「スイマセン、私が間違ってました!」もいい。職員が温かいなら、この病院はいい病院にちがいない。こんな産婦人科で産みたいなぁ。……って産むつもりも予定もないのだけれど。
大石静さんの作品は、人間賛歌なのだ。
しかも、それだけでない。
このシーンは続きがある。
1つのシーンを同じトーンにしない
前半は、院長の愛に触れてほっこりするのに、それで終わらせないのが大石静さん!後半は、さっきまでのカッコイイ院長が一転、診察に遅れると大慌て。
「アフリカの夜」でも同じ手法は何度もある。
特に好きなのは、元夫が人質にナイフをつきつけて立てこもっているそのシーンで突然やってくるドタバタシーン。
同じシーンで突然トーンが変わると、鷲掴みされる。
特に好きなのは、今回みたいな心温まる場面からのドタバタ。
大石静さんのドタバタは最高なのだ。
大石さんが好き過ぎて、ドラマのエンドロール『大石静』のテロップを観るだけで、涙が出てしまう。
まとめ
大石作品は人間賛歌
大石さんドタバタは最高