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社会人、意外とおもしろい、の話。

就職してから2か月。
やっと「書きたい」の意欲が湧いてくるくらいの余裕ができた。

絶対に岡山を出ないぞ、という強い意思を持って就職活動をしていたわたしが選んだ会社は、倉敷市玉島に本社を置く、建築・不動産系の会社。
長く地域密着を掲げている。業界の中ではかなり休みが多い。
創業してから100年を超えている、いわゆる老舗企業。ここまで書くと、どこの会社に就職したのかわかる人にはわかる。
それから、社内の雰囲気がとてもいい。インターンシップで事務所や社員さんの雰囲気を見たときの、居心地の良さに運命的ななにかを感じた。

ライターをやっていたり、文章を書くことが好きだったりすることを知っている人に会うたびに「書く系のお仕事をしているの?」と尋ねられる。
「いや、実は……」と話すのにも慣れてきた。
文章を書くことを本業にしなかったのは、好きなことを嫌いになりたくなかったから。大学生のころと同じように、副業的な感覚でゆるく続けるのが自分には向いていると思ったから。
だから、制度として副業が認められている会社を選んだ。自分にとって一番いい選択をしたと思っている。大学3年の夏休みの自分、ナイス。

今出勤している店舗は海のすぐそばで、外に出るとふんわりと海の匂いがする。風向きによっては事務所の中にもその匂いが流れ込んできて、室内にいても海の気配を感じられる。わたしのデスクは勝手口の目の前で、ダイレクトに風が来る。いい席をもらった。

不動産の仕事は覚えることもやることも多い。
就活中、「営業!?しかも不動産!?絶対大変だよ!」と何回言われたかはもう覚えていない。
大変そうなことだって想像に難くない。でも面白い仕事だなと思う。
まだできることは多くないけど、そう思う。
人の人生に密接に関わることへの責任の重さ、生きているうちに何度もあるわけではない取引を任せてもらうこと、だれかの人生の記憶に残ること、どれをとっても「面白い」。お客さんの前に立つ日だってもう決して遠くはないらしい。もちろん不安もあるけれど、それ以上に楽しみ。
……今の気持ちを忘れないようにしたいものである。

仕事って楽しいかも、社会人って面白いかも、と思えるのは会社の人間関係がいたって良好だからだろう。
先輩、同期、どちらをとっても同じことが言える。人が良い。
仕事はできるけど人としてどうなの……みたいな人がいない。本当にいない。仕事もできるし人も良い。わたしもその境地にたどり着きたい……
インターンのときに感じた運命、たぶん間違ってないです。わたし、チャンスの女神の髪の毛引っ掴んで自分に植毛したんじゃないかな。そう思うくらい、いい職場です。
社内の方読んでますか?わたし仕事に行くのめっちゃ楽しんでますよ~~!!!会社の人に届け~~!!!!!あわよくば社長に届け~~っ!!!!!

取り乱した。

周りにいる人によって、自分がいい方にも悪い方にも変わってしまうってわかってるからこそ、今の環境はすごく心地が良いし、大事にしたいな、と思う。
わたしは毎日楽しく働いています。

定期的にnote更新したいし、創作もちょっとずつ再開したい。
スイッチが入ったら頭をぶん回していろんなことを考えているので、また気が向いたらこういう投稿するかもしれない。


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