琥雪

こゆき と読みます。 ライターでドラマーでフォトグラファー。 考え事を書いていたり、小説を載せていたり。 マガジン「地元を舞台に小説書いてみた。」投稿を続けることを目標としています。

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こゆき と読みます。 ライターでドラマーでフォトグラファー。 考え事を書いていたり、小説を載せていたり。 マガジン「地元を舞台に小説書いてみた。」投稿を続けることを目標としています。

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  • 地元を舞台に小説書いてみた。

    高梁川志塾の成果物として書き始めた作品たちを公開します。 たくさんの人に読んでもらえるように、できれば愛してもらえるように、書き続けます。

最近の記事

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「音楽室10周年ライブ」―時代をつなぐサークルライブ

「大学生といえば」に挙げられるものの一つ、サークル活動。 わたしが所属する軽音楽サークル「音楽室」が、2022年、創設10周年を迎えた。 創設10周年を記念し、2022年9月8日、9日には「10周年ライブvol.1 野外ライブ」を岡山市サウスヴィレッジ野外ステージで、2022年9月23日、24日には「10周年ライブvol.2 OBライブ」をLiveStage Arkで開催した。 vol.1 野外ライブ開放感あふれる野外ステージで演奏をする日を想像していたサークルメンバーはど

    • Surfaceはわたしの頭の一部である

      わたしは自分の頭の中で思考を完結させることが、たぶん苦手だ。 大学入学のときに手に入れたSurfaceというパソコンは、稼働5年目となった今も元気にサクサク動いてくれている。 このパソコンで、記事、小説、短歌、その他いろいろな文章を書いてきた。わたしの頭の中を可視化するツールとして、使っているつもりだった。 ただ、最近気づいたことがひとつある。 それは、Surfaceは頭の中を可視化するツールではなく、わたしの頭の一部になっている、ということ。 人から膨大な量の情報を受け

      • まだまだこれから、の話。

        文章を書く余裕ができてきたなあ、ってまだものの少ない新居で思いながら、これを書いている。 大学4年間の苦楽を共にしてきたSurfaceはまだまだ現役。今年度もよろしく頼みます。きみはわたしの頭の一部です。 仮配属期間を過ごした海の近い店舗を離れて1週間弱。 見渡す限りの山の緑によく映える赤い電車もそろそろ見慣れてきた。もともと全く知らない土地ではなかったし、慣れるまでにそんなに時間かからないだろうとは思っていた。 小さい頃から馴染みのある場所にある店舗へ本配属になったのも、

        • 思うこと、いろいろの話。

          先日公開されたわたしの卒論発表会の記事は、予想をはるかに超える反響だった。 しばらく連絡をとっていなかった中学3年のときの担任、家族、親の知り合いなど。自分が記事を書いているメディアながら、くらとこ、すごいなって思った。そんなメディアで大学時代に記事を書いていたことを誇らしく思った。 話は変わるが、低気圧で体調を崩すのは、内耳にあるセンサーが気圧の変化を感知することで自律神経のバランスが崩れるかららしい。 耳をマッサージするのがいいとか、首のストレッチをするのがいいとか、肩

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        「音楽室10周年ライブ」―時代をつなぐサークルライブ

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        • 地元を舞台に小説書いてみた。
          6本

        記事

          社会人、意外とおもしろい、の話。

          就職してから2か月。 やっと「書きたい」の意欲が湧いてくるくらいの余裕ができた。 絶対に岡山を出ないぞ、という強い意思を持って就職活動をしていたわたしが選んだ会社は、倉敷市玉島に本社を置く、建築・不動産系の会社。 長く地域密着を掲げている。業界の中ではかなり休みが多い。 創業してから100年を超えている、いわゆる老舗企業。ここまで書くと、どこの会社に就職したのかわかる人にはわかる。 それから、社内の雰囲気がとてもいい。インターンシップで事務所や社員さんの雰囲気を見たときの、

          社会人、意外とおもしろい、の話。

          サークル卒業、思うこといろいろの話。

          大学2年から3年間所属していた軽音サークル「音楽室」を卒業しました。 以前ライブについて記事を書いた、あのサークルです。 卒業ライブでもサークルの卒業式でも全体に向けて喋る機会はもらっていたのだけれど、わたしはどうも「喋る」が得意ではないらしい。 こうやってパソコンに向かって文字を打っているときの方が、自分の思っていることをきちんと吐き出せている気がする。 そう思って書き始めたはいいものの、何書こうかな、と迷っているので、とりあえず音楽室(関係)で出たライブ、バンド、曲でも

          サークル卒業、思うこといろいろの話。

          ずっと先だと思っていたのに、もう来てしまった2023年の話

          年が明けて2週間とちょっと経った。 本当はもっと早く書きたかったのだけれど、気づいたらこの時期になっていた。 2023年。 大学入学から3年が経ち、わたし自身が生まれてから5月で22年目に突入するらしい。早いものだ。 2023年の(わりと)最初に、抱負と言うと少し重い気もするので、思っていることを書き残しておこうと思う。 1.やり残さない 4月から、大学生活最後の1年が始まる。 2回生の終わりには「4回生になる前に休学でもしとこうかな、なんかこのまま終わるのもったいない

          ずっと先だと思っていたのに、もう来てしまった2023年の話

          「うどんの味わいはステレオ」の話。

          2週間くらい前の話だが、友達の引っ越しを手伝った。 といっても、家から家へ荷物を運ぶために車を運転するだけ。他の作業はすべて引っ越しをする本人がやっていた。 「短期バイトでこういうことやってたからこっちはいいよ、運転は頼んだ」的なことを言っていたように思う。 どうやら昼食付のお手伝いだったらしく、運搬作業が終わってから食べたいものを聞かれた。 しかし、普段は「○○食べたい」とさまざまな食品の名前を口にしているわたしでも、食べたいものを聞かれるとなかなか答えられない。○○に入

          「うどんの味わいはステレオ」の話。

          小説を更新できていない理由はひとえに写真を撮る時間が取れていないから。バイト先のすぐ近くの場所なのに手が届かない。 彫刻シリーズを!!!書きたい!!!!!

          小説を更新できていない理由はひとえに写真を撮る時間が取れていないから。バイト先のすぐ近くの場所なのに手が届かない。 彫刻シリーズを!!!書きたい!!!!!

          2022年入学生に伝えたいことの話。

          はじめに大学入学を控えたみなみなさま。はじめまして。 (いつもわたしの投稿を見てくださっているみなさま。ありがとうございます。表題の通りです。さらっと読んでもらえると嬉しいです) Twitterのタイムラインが「#春から〇〇大」でざわざわしてきたのを見て時間の流れを感じています。 この投稿では、今年(2022年)、大学に入学する人へ、もっと言うと岡山大学へ進学する人へ向けて、わたし(2020年入学)が個人的に伝えてみたいことをまとめることにしました。 長くなりますが、少しで

          2022年入学生に伝えたいことの話。

          大学の講義に、アナウンサーが来た話。

          忘れられているかもしれないが、わたしは大学生だ。 4学期、わたしは火曜日3,4限の一般教養の授業を履修している。うちの大学はなんだか特殊で、4学期制、1日8限(2コマがセット)の時間割になっている。だから、4学期の3,4限。 「さまざまな業界を知り、就活に活かそう」みたいな目的の講義で、(ほぼ)毎回大学の卒業生が来て講演をしてくれる。 今週も例に漏れず、社会で働く卒業生が講演に来ていた。制限が多い中でどうにか行なわれる対面授業がわたしは楽しみだし、今週は特に楽しみにしていた

          大学の講義に、アナウンサーが来た話。

          11月の終わりに思うことの話。

           今日で11月が終わる。  なんというか、バタバタした1か月……というか期間だったと思う。積み重なるタスクに忙殺されていた。  正直、今日やるべきことがなんだったのかも頭から飛んでいるような状況。今、ブラウザのタブにはnoteだけではなく、大学のMoodle(授業の資料が配布されたり、課題を出したりするサイト)が開かれている。とりあえず、大学に関係するタスクはなさそうなので安心した。  予定が詰まっているって恐ろしい。  完全1日フリーの日は、11月20日からない。12月4

          11月の終わりに思うことの話。

          【Episode 4】憂鬱とレモンサワー

          憂鬱とレモンサワー 不思議と、寂しさはなかった。  恋人に別れを告げるときって、寂しさを感じるものだと思っていた。名残惜しいね、と二人で泣いたりするものだと思っていた。もっと虚無感に襲われるものだと思っていた。  実際の別れはどうだっただろうか。二人とも泣いてなかった。私は寂しさを感じてもいない。充実感を覚えていると言えば嘘になるが、虚無感には襲われていない。  人生で何度目かの失恋は、思っていたよりも呆気なかった。 「もうだめだと思う。だから、今日でおしまい」  私のそんな

          【Episode 4】憂鬱とレモンサワー

          SING YOUR WORLD = MAKE US HAPPY ~ UT×YOASOBI

          2021.7.4 YOASOBI ”SING YOUR WORLD”セットリスト 1. 三原色 2. ハルジオン 3. もう少しだけ 4. たぶん 5. 怪物 6. Epilogue 〜 アンコール 7. 夜に駆ける 8. ハルカ 9. 群青 世界よ、見たか。これがYOASOBIだ!!! そう思うライブだった。 わたしが見た、感じた、YOASOBIをレポート。 特に印象的だった曲を振り返っていく。 「たぶん」 歩きながら歌うikuraちゃんは、きっと『たぶん』の主人

          SING YOUR WORLD = MAKE US HAPPY ~ UT×YOASOBI

          【Episode 3.5】日常に光を

          日常に光を 日常が戻るって、どういうことなんだろう。  私の住むまちから遠くない場所が一夜にして変わり果てたあの日から、ずっと考えていた。  2018年7月。  今もそのときのことを無心には聞けないという人が多くいるだろう。私もその一人だ。あの日は確か、期末考査の最終日だったっけ。数学の問題を適当に解き、解答欄を埋め終わった解答用紙を枕に少し眠ろう。そう思って机に伏せ、窓の外に目をやった。朝から降り続く雨はまだ止まないのだろうか。そんなことを考えながら目を伏せた。  その日

          【Episode 3.5】日常に光を

          愛ってなんだろう?の話。

           いつだったか、ツイキャスで配信していたときのこと。  どうしてそんな話題になったのかはわからないけど、愛について考えることがあった。  深夜と呼ぶには遅すぎるけれど、未明と呼ぶには早すぎる時間。3人のリスナーと一緒に愛について考えていた。 「好きって言われるのは嬉しいけど、愛してるって言われるとなんか違うなって思ってしまう」 「愛は少し重い」  ここだけの話、あまり頭がまわっていない状態での配信だったことと、コメント履歴がすでに遥か彼方に行ってしまった(流れて消えた)た

          愛ってなんだろう?の話。