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冬至の日、長良川に妖精が舞いおりる⁈ 3月行灯制作チーム 「きんかさん」

「きんかさん」って誰かの名前だろうか。それとも金華山のことだろうか。
チーム名を見たときから「きんかさん」のことが気になっていました。

岩野田北地区のメンバーが中心ですが、学校区を越えて親子や「こよみのよぶね」に興味がある人たちが集まりました。
長年関わってきた人もいれば、今年初参加の人も、みんなでわいわい楽しく制作しています。

楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
ベテラン感がありますね!

制作場所は住宅地の駐車場、限られたスペースでの作業になるため現場で参加できない方も。そんな時は自宅でできる作業として、上から貼るパーツを作ってきてもらうことに。
いろいろな関わり方ができるのも「こよみのよぶね」のいいところです。

いろいろなパーツが見られますね。


ところで「きんかさん」という名前は?

「きんかさんは金華山の妖精です」

そう笑顔で答えてくれた近藤さんが今年の「3」のデザインを担当しました。

金華山の妖精が舞い降りたイメージがコンセプト。
近藤さんが以前Instagramで見たメンバーの投稿、プロムナードから見た金華山、岐阜城、長良川を写した一枚には「いつも見守ってくれていた」という言葉が添えられていました。
あの場所にある安心感を、「きんかさん」という岐阜の人たちを見守ってくれている妖精として表したのです。

「3」の下のカーブはゆりかごのイメージだそう。優しい妖精さんなのでしょう。
と、デザイン画を見ていると……
は、はなげ? 鼻毛⁈

驚きを隠せないでいると、この鼻毛のようなものについて話してくれました。

「心が純粋な人には鵜匠さんが持つ手縄に見えるでしょう。心が豊かで楽しい人には鼻毛に見えるでしょう」

取材時の私の心は楽しんでいたようです。
川に浮かぶ「3」を見に来てください。その日のあなたの心の様子がわかる、かもしれません。

あなたにはこの妖精が見えるでしょうか?



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