現役高校生心の叫び ~大学受験に落ちまくる~
明治大学に落ちた。
一番自信があって、結構受かると思ってた。正直。でも、固執はしてない。だからほかにも生きていける道があることは一番自分がわかってる。そんなことよりも、合格したかしていないよりも、このストレスがかかった状態が続くことが一番いやだ。周りの人間が気を使っている。この空間に存在しづらい。あたかも、存在しなかった人のように時間がすすんでいる。ぽっかり穴が開いたみたいに。
言い訳を探す
負けに負けてる。考えも深まっているはず。何か理由をつけたい。HSP、ADHD。多くの人がどうゆう風にやっているのか。そんなことがわかれば、情けない自分に言い訳ができる。
これはこじ付けなのは承知だが、本番はいつもよりも集中ができなかった。周りの人間が気になって、自分に集中していなかった。小論文も心が違う方向を向いていたと思う。もう、何が何だかわからない。合格発表を見る前の高揚感。落ちた後の喪失感。
これはもはや、あまりない。SFCの時はへこんだ。もう、それが自分のすべてだったから。存在価値とさえ考えていた。でも、落ちた時はアイデンティティが失われていくのを感じた。今は? それはあまりない。自分が一番わかっている。でも胸が締め付けられる。自信がなくなったわけでもない。でも、結果自体に執着している自分はいる。ここで想像してしまうのは、もし、合格していたら、虚構の自分を作り出し、虚構の平均値を作り出し、そことの比較で苦しくなる。マイナスの力が働く。
ちらつく他者の意見
じゃ、考えなければいいのか?無理がある。そんなことは常に考えているし、何より先が見えなくなるのがつらい。安定していない。グラグラしてる。結局口だけか。周りの人間から指をさされるのもつらい。結局他人の目を気にしてる。母親、友達、兄弟。大学へは行くべきだと思っている。
明治大学に通っているコウヨウは死んだ。SFCに通っているコウヨウは死んだ。青山大学に通っているコウヨウも死んだ。関西大学に通っているコウヨウも死んだ。コウヨウは死んでない。友達がいるコウヨウは死んでない。哲学を考えるコウヨウは死んでない。論理的なコウヨウは死んでない。いろんな場面でのマイナス思考。大切なものを見失ってる。相対的にコウヨウは死んだかもしれない。けど、絶対的なコウヨウは生きてる。
昔からテストが苦手だ。点数的にも、精神的にも。どれだけ頑張っても7割以上取れない。いつもそれ以上とれるくらいポテンシャルがあるのに。成果主義社会において、自分はゴミだ。でも、ロマンス主義の世界には生きている。
新しい自身の哲学
理解した。自分に固執すればいいんだ。変化して成長している自分に固執すればいい。もっと、固有の自分の何か。そのアウトプットは外的要因にすごく左右される。だから、結果に固執するのはよくない。それより、自分を大切に思ってくれる人。今周りにいてくれる人。好きになれる人。これに固執したい。見失ってはダメだ。周りの人間は賢い俺が好きなの?学歴のある俺は好きなの?そうは感じない。多くの時間を共有し、考えを明かしたからこそそこに友情が芽生える。つまり、大学という指標によって、絶対的な領域が荒らされるということはあり得ない。絶対的な領域とは具体的に何か?結局環境によって変化する要素のものなのではないか。他者に説明する際に必要なのは具体的な指標。例えば、どんな大学に行ったか、実績、実績、実績、、、、
相対的な指標と絶対的な指標
すべて相対的なもの。上限がない。無限の欲求の荒波から逃げられない。お金も家も車もすべて相対的。自分は何者かはわからなくてもいい。そんなものはないから。ただ、人間は生産され、消費して、何かを目指し、苦労して、死ぬ。たったそれだけ。目の前の人間がどのように生きるかなんて死ぬほど興味がない。それはほかの人もそう。多くの人は矢印が常に自分に向いていてほかの人になんて行ってない。全部どうでもいい。けど、気にする。他人からどう思われるなんて、どうでもよくないか?心の底から思うためには他人がどのように自分に影響を与えて、自分は他人にどのように影響を与えるのか。
知るものは富む。現状に満足していない時点でおかしい。多くを望んでいる時点でおかしい。名声を得ようとしている時点でおかしい。認められたいと思う時点でおかしい。野心がある時点でおかしい。多くを望む、比較対象は常に他人にある。この思考をしている時点でどこかおかしい。競争相手は自分。
これからの自分へ
自分に固執する。過去の自分より優れているという事実に固執する。結果なんてのは他者との競争の手段。昔はどうだった?不合格をして何を得た?大学に行けないということは何をもたらす?一週間前の自分より優れていなければクズだ。安心は過去の肯定。不安は未来への期待。過去の自分も肯定しつつ、未来のためには何が必要なのか常に考える必要がある。過去ー現在ー未来 この一直線に立ち、思考しなければいけない。 現在は過去より成長して、過去を肯定する。未来は過去が作るものだ。過去+現在=未来 いつまでもくよくよすんな。考えるのをやめるな。現状に満足し、過去を肯定し、反省して、反芻しろ。そして、今やることを導き出せ。
お前は頭がいい。人のことを誰よりも思ってる優しいやつだ。できないことはできないことで考えろ。そこで思考を止めるな。この挫折はきっと未来に役立つ。無駄にするな!!!!!!!!!!今を全力で生きることが未来を作り、その先の過去の肯定につながる。