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結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記 #塚本本棚

僕の原体験とも重なり、絶対許せないだろうな、と思いながら読みました。

今日は「結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記( https://amzn.to/377LNt3 )」船戸 優里 (著) #塚本本棚

くやしい。親を、子供は選んで生まれてくることはできない。

公教育に、人間の行動心理や交際相手の選び方、人への頼り方なども入れるべきではないかと、思わずにはおれない。人を知らずに人と結んではならぬとすら思うし、幸せを手に入れる人生の難易度は、人の寿命に比例して難しくなっているのだと思うからこそ、人への頼り方は人生の大事な技能だ。

【本を読んで考えた】
・内向的で、自らの中で結論をつけてしまう

・都合の悪いことは夢の世界の事としてしまう(心のブレーカー)

・人には自己肯定感(自らを信じるという事)がとても大事だと改めて思う

・わが子には過信ではなく、慢心でもなく、自信を身につけさせてあげたい

・自分はまともな人間ではないと考え、他人の強制力に抗えない(自分はまともではない、何のとりえもないのだから、彼が言う事が正しいに違いない。自分はマイナス100の人間)

・自分はマイナス100の人間だから、誰かに相談してもどうせ馬鹿にされる。どうせ無理

・自分はマイナス100の人間だから、人から好きになってもらえることは奇跡。この先そんなことは起こらないから、しがみつかなければならない。言う事を聞かないと生きる場所がなくなる

・自分はマイナス100の人間だから、お前はバカだと言ってくれる男性に納得する。私にやさしくしてくれる人は、私のことを真に見てはくれていないのだ。私はマイナス100の人間だ

・自分はマイナス100の人間だから、意見するなんてとんでもない

・自分の育児を客観的に第三者に見てもらう機会は必要(保育園や幼稚園以外で)。そうしないと一人晩酌の酒量加速のように、際限なく独自の育児が独り歩きする

・家族が外部コミュニティと接続されていないと、家族の異常に自らは気が付けない

・この人は、今のままではまた同じことを繰り返すような気がする

・文章に自己がない。主体性がない。どこか他責。自分はマイナス100の人間だから、弱い人間だから、自責から逃げるのを自己肯定しているように思える

・彼女が自己逃避するから、結愛ちゃんに味方がいなくなってしまった。その絶望は、いかばかりだったろうか。なんという悲しみ。

・なんとも他人行儀。自分は被害者で、自分はよく頑張ったという心が文に滲んでいる

・弁護士の方が手引きしたようだが、情状酌量の効果があるのか?この本で

・彼が追いかけてくるから?嫌だけど彼のご機嫌取り?覚悟を決めるべきだ。子供のために強くなるべきだった

・子は親に捨てられると絶望するが、僕は幸いだった。恨む力、憎しむ力があったから。むしろ誰よりも強くなった。ただ、結愛ちゃんの歳だったら、同じように死んでいただろう

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