50代からの「稼ぐ力」 #塚本本棚
僕が50代でも子はまだ10代、父は頑張らねばね。だから、未知の50代に備える。こういう気持ちにさせてくれて、本当に子供とは有り難い。
今日は「50代からの「稼ぐ力」:会社にも年金にも頼らず生きる方法( https://amzn.to/2Y1gltB )大前 研一 (著) #塚本本棚
思うに、30代は20代と似たような戦いができるというか、あわよくば20代の上位互換的な戦い方ができたなと思います。
ただ40代は30代とは戦い方が違ってくるし、子供がいればリスクコントロールも全く違う。いわんや50代はどうなのよ?という事で予習代わりに読んでみました。
僕が50代の時、子供はお金のかかる10代、思春期に絶望させたくないですから。
【本を読んで考えた】
・僕らの世代は定年の無い世代。ここで準備をおろそかにすると、老後貧困や老後破産がわんさと生まれそうだ
・稼ぐ力(フロー)があれば、貯金(ストック)に過度に気に病まなくてもよくなる。その年代それぞれに適した稼ぎ方を身につけ続けなければならない
・50代は歳は取ったものの、積み上げてきたものはきっとある。そこに目を向ける事と、歳を言い訳にしない、そういうメンタルブロックを持たない事が大切。前を向いて生きる
・答えのない時代は思考力がものをいうし、思考力は歳と共に強化することができる
・コロナ後は社会保障は更に細り、税はさらに上がる可能性が高い。うかうかしていられない
・合間合間に政権批判が入るのは、大前書籍のご愛敬
・定年後月15万稼げる体制を50代のうちに作ろうというのが趣旨のようだ
・若い人と話し、新しいものに好奇心を持つことが大切。僕も常に20代の人たちと交流している
・ただ、僕の周りは起業家に偏り過ぎているので、もっと食事会のバランスや僕自身が外へ出かけていくという事を止めてはならないなと
・僕は今事業支援に特化して長所を先鋭化しているが、40代のうちにもう一つ別の顔(技能)を育てる試みも楽しそうだ
・デジタルデバイドの次は何の格差が生まれるだろう、ついていきたい
・シニアの起業は、借金をしない、ステークホルダーを広げ過ぎない、それは守るべき家族と時間との戦いでもあるから。であれば、シニアこそWEBサービスを駆使するスキルが必要ではないだろうか?
・5章はインバウンドにフォーカスしているが隔世の感がある。逆に言うと、今後良物件が出てくるのかもしれないが
・オーバービルドの不動産や、リモート化によるオフィス需要の減衰、人口減社会を見据えると、不動産の未来は一見暗い…が?
・書いてあることは大前氏のその他の著書と重複するところがあるが、なんだか元気をもらえた気がする
・人に、子供に、未来の可能性にお金を使おう。世の中やはり人である