自分でコントロールできるものを増やしていけば、キャリアになる
今回は私の話です。いま私は30代後半の年齢ですが、自分のキャリアにはそこそこ満足しています。
満足の要因はなにかと考えてみると、自分でコントロールできるものが増えてきたことが大きいと気付きました。自分でコントロールできるということは、自分に主導権があるということです。
仕方なく、その選択肢を取るより他ない、という場面が減るにつれて、人生の満足度が上がったように思います。いくつか項目を取り上げて見ていきます。
勤務会社
いまの会社がベストかはわかりませんが、総合的にベターな選択だと思えています。辞めようと思ったら辞められる、自分が選択して現職に在籍しているという感覚です。
仕事内容
いま転職エージェントをしていますが、キャリアに関わる仕事全般に関心はあります。もし仕事を変えるなら、副業からじわじわと始めていってもいいかなと考えたりもします。
なお、エンジニアにも興味は持ちましたが、独学をしてみた結果、いまから仕事としてやっていく気持ちにまでなれずにやめました。そうやって、興味のあることを少しかじって体験してみることは多いです。
収入
会社からの給与で言えばまだまだ上がいるなあと思いますが、転職するほど不満ではありません。給与の他に株式投資の副収入があります。おかげでコロナによって賞与が激減したときにも、精神的な余裕を持てました。
今後もし収入に不満が出てきたら、給与はコントロールしにくいのでまずは副収入を増やす手がないか考えるつもりです。
勤務地
もし地方移住しようと思ったら、その地域で同業界同職種に転職すれば叶います。ある程度の実績を残してきてマネジメント経験も積んできたので、その気になればどこかには転職できそうだと想定しています。転職せずに異動でも相談の余地はありそうです。
勤務地の優先度を上げるつもりになればどこにでも住めるんだと思えると気が楽です。
家庭と仕事のバランス
いま育休中で復職していないので、自分が理想とするバランスがまだ見出せていないです。ただ少なくとも、現職が、主張すれば男性でも育休1年取れる会社だったのはよかったです。
やっていけなさそうだと思ったらきっと転職するでしょう。転職は望めばなんとかなると思っているので、家庭と仕事のバランスも自分のコントロール下に置けている感覚です。
さいごに
いまのキャリアにも懸念がないわけではありません。
・いざ転職活動してみたら評価されない可能性もあります。
・もし家族が思い病気や障害を持つようになったら、家庭と仕事が両立できず、会社勤めができなくなるかもしれません。
これらの懸念をクリアするには、「会社に属さないフリーランスとしても働こうと思えば働ける状態」を目指すことかなと思います。noteを書き溜める以外には、なかなか具体アクションが取れていませんが、まずは副業として小さく試していけるとよさそうです。
自分でコントロールできる状態というのは、外部や他者のせいにしないことにもつながります。誰かのせいにしてるうちは不機嫌になりがちですから、私は誰かのせいにしないでいられた方が精神衛生的に調子が良いです。
何かを目指すわけではなくても、ただ自分でコントロールできるものを一つずつ増やしていくというキャリア戦略もありかもしれません。