ニュースウオッチ9⑪ワクチン被害者遺族らが国を提訴
※⑩からの続き/
ワクチン問題の新たな動き
新型コロナワクチンの副反応に関わる問題について、最近大きな動きがありました。ワクチン被害者と遺族が国を提訴したのです。
今までワクチン副反応の問題を避けていたNHKはじめマスコミ各社は、いっせいにこの問題を報道し始めました。まさに「解禁」といった感じです。どこかでGOサインが出たのでしょうか?
裁判の原告には、ニュースウォッチ9(以下:NW9)に出演した遺族の会のメンバーも含まれています。提訴後の記者会見では、ワクチン副反応に関する報道のあり方について、国とマスコミを批判しておられました。
もちろんNHKの責任は重大ですよね。NW9で「すり替え報道」をしたのですから。それなのに当日のNHKニュースでは、どこか他人事のように取り上げていました。自己批判や検証をする様子はありません。
接種の推進にまつわるマスコミの責任
NHKだけでなくマスコミ全体が、ワクチン接種を強力に推進する報道をしてきました。前回の記事で取り上げたNW9のインタビュー動画でも、接種をするにあたってテレビ報道の影響が大きかったことを、ご遺族が口々に指摘しています。
あたかもテレビの報道に駆り立てられるようにして、ワクチンを打っているのです。当時、放送されていた内容の大半は、政府や行政の方針に沿って接種を強力に促進する反面、ワクチンの副反応に関する情報は極力出さずにおくという、偏ったものでした。そのような方針がNW9の虚偽報道を生んだと言えるでしょう。
新型コロナワクチンの副反応とその危険性は以前から指摘されていたことですが、NHKをはじめとするマスメディアはその情報を十分かつ正確に伝えようとはしませんでした。いわば国民全体が騙されていたようなものです。マスコミが偏りのない正しい情報を伝えていれば、ワクチン接種によって死なずにすんだ人もいるでしょう。家族を亡くした人々が「ワクチンを打たせなければよかった」と悔やむこともなかったかもしれません。
視聴者に不利益をもたらすことがわかっていながら、重要な事実を伝えない……このように「報道しない自由」を報道機関が駆使することは、時として人の健康と生命を脅かすほど深刻な影響を社会にもたらします。NHKはそれをどこまで認識しているのでしょうか?
※⑫に続く
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