はむた@捏造報道と闘う会

NHKクロ現による捏造報道の被害者として、被害体験告白とマスコミ批判をしています。サイ…

はむた@捏造報道と闘う会

NHKクロ現による捏造報道の被害者として、被害体験告白とマスコミ批判をしています。サイトマップは「仕事依頼」にあります😊 Twitterは随時更新▶https://x.gd/0j6Nh Blueskyは関連書籍紹介▶https://x.gd/JWC9J

マガジン

  • メディアと人権

    表現の自由と編集権、報道による人権侵害、番組制作のプロセスに潜む危うさ、BPOなど、メディア関連の記事をまとめています。

  • フェイクニュースとファクトチェック

    ファクトチェック、フェイクニュース、偽・誤情報対策と銘打ったSNS規制など。表現の自由は守られるのか?

  • NHKクロ現捏造報道の真相

    NHKクローズアップ現代の取材を受け、捏造報道をされてから、同番組での謝罪放送に至るまでの過程を記録。交渉の内幕も包み隠さず書いています。登場する人物と組織は実在します。

  • NHKに騙されテレビ出演

    NHKの取材を受けて捏造報道された顛末をまとめました。普通の主婦がうっかり体験してしまった、大手メディアの闇について書いてます。全9話のダイジェスト版です。さらに詳細を知りたい方は、本編「NHKクロ現捏造報道の真相」をぜひお読みください。

  • ニュースウオッチ9~NHK捏造の系譜

    コロナ関連報道でBPO案件化したニュースウオッチ9。捏造の手口や報告書に隠された嘘を、NHK報告書やBPO意見書など公式資料を参照し、クロ現ひきこもり捏造報道ほか過去事例と照らし合わせながら、暴きます。全14話+αです。

最近の記事

  • 固定された記事

NHKによる報道被害から訂正・謝罪放送に至るまで【はじめにお読み下さい】

報道被害のあらましは以前に書いた通りです。 訂正・謝罪放送が2023年9月6日にありました。 クローズアップ現代の放送最後の部分です。公式サイトにも謝罪文が掲載されました。※2023年11月現在、謝罪文は削除されています。 各所でニュースになってますね みなさんお察しの通り、「確認不足で事実と異なる報道をした」とはすなわち捏造と歪曲ということです。 主な2点(掃除を1日6時間/働きたくても一歩が踏み出せない)の他にも、虚偽・捏造は多数あります。出演VTRの全体にわた

    • 大型犬脱走のニュース再考:「咬まれた」のか「歯が当たった」のか?

      NHKの報道には、前回のnoteで指摘した以外にもあやふやな点があります。 犬が8日に脱走して17日に戻ってくるまでに、よその家の庭に入り込んだことがあり、そのとき近づいた人にケガを負わせています。以下はNHK茨城NEWS WEBの記事です。↓ 「犬の歯が当たって」という表現をしていますが、歯が当たっただけでは「かすり傷を負った」りはしないでしょう。それは「咬まれた」というのでは? 同じような表現を使っているメディアは、NHK以外にもありました。毎日新聞のウェブ記事から

      • 大型犬脱走!のニュースでNHKが誤報

        飼われている動物が逃げ出すのはよくあることですが、大型犬の場合はシャレになりません。 つい最近、「アメリカン・ピットブルテリア」という、闘犬にも使われる犬種の脱走がニュースになりました。茨城県小美玉市で飼われていた犬が9月8日に行方不明になり、 17日に自宅に戻ってきたそうです。大事に至らなかったのは何よりでした。 問題なのは、この件を報じたNHKのニュースに誤りが含まれていたこと。誤報というよりも虚報ではないか? とすら思いました。あやふやだったり辻褄が合わなかったりす

        • NHKの経緯説明に見られる荒唐無稽さ~ラジオ国際放送乗っ取り事件

          先月発生した国際放送の事案について、NHKは当初「不適切な発言」としていましたが、「放送の乗っ取り」であることを正式に認めました。 9 月10日に公表された調査報告書には、例によって「にわかに信じがたい言い訳」が書かれています。 https://www.nhk.or.jp/info/otherpress/pdf/2024/20240910_1.pdf 特に気になったのは以下の箇所です。 まがりなりにも放送のプロが二人いるのに、「突然のことで対応できなかった」だなんて、あり

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          16本
        • 社会的孤立を考える~ひきこもりでもこもりびとでもなく
          6本

        記事

          「アナウンサーが頭を下げて終わり」はもうやめませんか

          去年の9月6日、NHKに番組内で訂正・謝罪をされたときに、私が感じたのは、「アナウンサーが頭を下げて終わりなのか……なぜ番組責任者が出てこないのか」ということでした。アナウンサーに謝られても仕方がないんですよ。ただの身代わりですからね。責任を取るべき人間は、陰に隠れて出てこない。テレビ局の不祥事あるあるです。 私の取材を担当したディレクター、その上司であるプロデューサー、番組責任者……誰ひとり「お詫び」映像には出てきませんでした。そういう発想が彼らにはないのです。かといって

          「アナウンサーが頭を下げて終わり」はもうやめませんか

          NHKラジオ国際放送”不適切発言”の謎

          NHKの公式発表を中心に、報道記事も入れて時系列でまとめました。 8月19日(月)事件当日▼13時01分-13時15分 ラジオの中国語ニュースで”不適切発言”  NHKの短波ラジオ、衛星ラジオの国際放送、ラジオ第2放送の中国語ニュース番組で、中国籍のスタッフが原稿にない内容を読み上げました。「靖国神社で落書き」のニュースの後で、「尖閣諸島は中国の領土である」という内容の発言をしたとのこと。 中国語のニュース原稿はNHK World Japanのサイトに掲載されていて、末

          NHKラジオ国際放送”不適切発言”の謎

          NHKラジオ国際放送”不適切発言”問題:マスコミ報道リンク集8/19-8/23

          NHKのラジオ国際放送の中国語ニュース番組で、アナウンサーがニュースと無関係な発言をしたことが波紋を呼んでいます。問題発生当日の8/19からNHK会長のコメントが出た翌日の8/23まで、テレビ、新聞の記事をリストにしました。 テレビNHK 2024年8月19日 21時51分 NHK ラジオ国際放送などで不適切発言 尖閣諸島などで https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240819/k10014553331000.html TBS 202

          NHKラジオ国際放送”不適切発言”問題:マスコミ報道リンク集8/19-8/23

          市民社会とファクトチェック~権力監視が民主主義を守る

          ファクトチェックが「偽・誤情報対策」でどこまで効果を発揮できるのか?という点はともかく、権力監視の機能を果たす可能性には、私は一縷の望みをかけています。 ファクトチェック団体・業界が市民の側につくか、権力側につくかで、社会のありようが変わってくるはず。民主主義の行く末を左右すると言っても、過言ではありません。 パターンⒶ「権力監視」の役割を担い、市民の側に立つ 言説の検証を通じて、国や行政やマスコミが隠しておきたい ”不都合な真実” を暴くことになるかもしれない。それら

          市民社会とファクトチェック~権力監視が民主主義を守る

          ホントは怖いファクトチェック~事実検証から言論統制へ、そして戦争が始まる

          矛先をどこに向けるかファクトチェックは諸刃の剣です。うまくいけば絶大な効果を発揮するツールですが、取扱い注意の危険物でもある。使い方を間違えたら、みんなまとめて木っ端みじんになりかねない。 判定する者には権威が、判定される者には不名誉と屈辱がもたらされる。真偽を判定するというのは、とても重たい行為です。伝家の宝刀のようなもので、むやみやたらと行うことはできません。 ファクトチェックの是非は、「矛先をどこに向けるか?」に尽きるのではないでしょうか。公権力やマスコミの言説

          ホントは怖いファクトチェック~事実検証から言論統制へ、そして戦争が始まる

          リンク集:ファクトチェックや偽・誤情報対策の関連note

          noteに書いた関連記事をリストにしました。ほぼ時系列です(古→新)。政府の偽誤情報対策、総務省の有識者会議「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」、ファクトチェックについて取り上げています。※最後にパブコメ情報のせました。8/20〆。 ■「マスコミ不信の処方箋」 2024年6月1日 NHKの文研フォーラム「誤情報・偽情報にどう立ち向かう~メディアに何ができるのか」 を視聴して、フェイクニュースとマスコミ不信について考えてみました。 ■「SNS規

          リンク集:ファクトチェックや偽・誤情報対策の関連note

          メディアの危機と置き去りにされる市民:クロ現「おわび」から1年経って思うこと

          去年の9月6日、NHKは「クローズアップ現代」の中で、私に対する ”おわび” を流しました。その内容は後日、新聞記事やウェブ記事になりました。 でも、それ以上は報じられることがなく、事の真相を取材しようという媒体は現れませんでした。私は当時からnoteやTwitterをやってましたから、その気になればすぐに「クロ現に出たはむたさん」を見つけることができたはずですが。 結局のところ、NHKが番組内で謝罪した、という点だけがニュースバリューだったのです。だから中身はどうでもい

          メディアの危機と置き去りにされる市民:クロ現「おわび」から1年経って思うこと

          封殺される言葉と取り残されるメディアの良心

          言葉が封じられている。とりわけ批判の言葉が。 対立を好まない人が多いのは世の常として、この頃は「批判」をネガティブな行為として捉える傾向が強い。政府や行政、政治家を批判することが忌み嫌われる。「彼らも頑張ってるんだから文句を言うのはよくない」という反論に、奇妙なねじれを感じて困惑することがしばしばある。 たとえば、政府や行政のあり方や方針を問うているのに、現場の担当者個々人の働きぶりを責めているかのように、話をズラされる。言葉が宙ぶらりんになり、対話が成り立たなくなる。

          封殺される言葉と取り残されるメディアの良心

          捏造報道から偽・誤情報対策へ~NHKの欺瞞をたどる旅

          去年の4月にクロ現に出て捏造報道されたことが、すべての始まりでした。すったもんだの末に同番組で「お詫び」があってから、もうすぐ1年になります。そのあいだに業界内外のたくさんの人からさまざまなことを教わって、私の問題意識も変化していきました。今日はそのことを書いてみようと思います。 繰り返される不祥事よりによって公共放送の職員がなぜそんな悪行を働くのか? 組織ぐるみでもみ消そうとするのか? というのが、最初の疑問でした。どうやらそれはNHK に限ったことではない、マスコミ業界

          捏造報道から偽・誤情報対策へ~NHKの欺瞞をたどる旅

          メディア不信が生む新たな信仰~陰謀論と巨大DPF

          マスメディアが信じられないとなれば、信じる対象を他に求めることになる。何も信じずにいられるほど、人は強くない。 個人レベルでは、陰謀論に傾倒する人が増えていく。「マスコミは噓ばかり、ネットには真実がある」という見方を斜めの方向に推し進めていくと、ほぼ確実にそういう世界に行き着いて、帰ってこられなくなる。陰謀論は一種の信仰だから、脱け出すのは困難をきわめる。「脱洗脳」の手法を使ったりしないと、ダメかもしれない。 社会全体としては、マスメディアが形作っていた共通認識が薄れて、

          メディア不信が生む新たな信仰~陰謀論と巨大DPF

          新聞記事読み比べ:偽・誤情報対策関連

          前回の「ニュースまとめ」からの続きです。 新聞各社の記事を分類してみた7月16日に総務省の有識者会議が、偽・誤情報対策の中間とりまとめ案を出しました。これに関する大手新聞社の記事を、ウェブと紙版の両方を取り寄せて読み比べてみたんです。 独断と偏見により、「慎重派」「推進派」「中立派」にざっくり分けると、こんな感じ↓です。 ・慎重派:詳細で比較的冷静な書きぶり→朝日新聞 ・推進派:規制に対して前のめり。熱心に報じてる→読売新聞、日経新聞 ・中立派:というよりあまり関心なさ

          新聞記事読み比べ:偽・誤情報対策関連

          本日7/20より総務省がパブコメ募集を開始。偽・誤情報や詐欺広告など、ネット上の問題への対策に関するもの。投稿フォームからは8月21日0時0分〆切▶https://x.gd/PMUD8 詳しくは総務省の報道資料を参照のこと▶https://x.gd/M3Vf7

          本日7/20より総務省がパブコメ募集を開始。偽・誤情報や詐欺広告など、ネット上の問題への対策に関するもの。投稿フォームからは8月21日0時0分〆切▶https://x.gd/PMUD8 詳しくは総務省の報道資料を参照のこと▶https://x.gd/M3Vf7