問うとはどういうことか
要約
『問うとはどういうことか』は、この著者が「問う」という行為について深く考察した書籍です。
著者は問いの本質を探ることで、人間の思考プロセスや知識の探求方法を明らかにしようとしています。
問いかけることは単なる情報収集ではなく、世界との関わり方や自己理解を深める重要な手段であると主張します。
本書は、哲学的なアプローチを用いながらも、日常生活での具体的な問いかけの例も交えています。
これにより、読者は自らの疑問に対する新たな視点を得て、より深い思索へと導かれます。
問いかけることの意義やその背後にある哲学的な意味を論じ、読者に対して自らの問いを見直し、思考の幅を広げることを促します。
勝手な解釈
問うとは考えを深めることだ。
同時に本質を捉えることでもある。
例えば私の場合下記のように問える。
なぜジムに行きたいのか?
なぜ健康になりたいのか?
生きている間は健康でいることが幸せだと思うから。
以上の問いから幸せに生きたいこと、そのためには健康が必要だと分かる。
次に下記を問う。
なぜ健康が幸せに必要だと思うのか?
体を壊すのは色々と辛いから。
家族、友人と元気に遊んでいたいから。
ではなぜ幸せになりたいのか?
幸せの方が楽しく、理想だから。
以上から、死ぬまで健康で遊べる体でい続けることが幸せで、幸せな人生が理想だと分かる。
では、次の問いは必要か。
幸せ、楽しいとは何なのか?
これを問うことはこれまで問うたことの逆戻りとなる。
幸せは健康でい続けることで、それが楽しいと答えは出ているからだ。
それに何でもかんでも問うのはキリがない。
何を問うか、どこまで問うかを問うことも必要だ。
問う目的がなければ意味がない。
答えを出さなければならない訳ではないが、問う意味は必ず必要だ。
問うということは、対象の本質、目的、意味を捉えることである。