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400字エッセイ あるのかないのか多様性
今朝、コンビニでおにぎりを買おうとレジへ向かったところ、私より年上らしきおっさんがぐいっと私の前に入り込んできました。驚いていると、おっさんはレジの向こうを覗き込んで何かを探しているようです。おそらく自分の欲しいタバコが何番かを探しているのだろうと思いましたが、おいおい、おっさん、まさかそのまま、目当てのタバコを見つけて先に精算するつもりとちがうやろうな〜という、こちらの怪訝な表情を見てとったであろう店員さんが私に対して「こちらへどうぞ〜」と声を掛けてくれたので、幸い、私はこのタバコ探しおっさんより先に買い物ができたんですが、私がコンビニから去ろうとした際、おっさんの声が聞こえてきて「No.101」と英語で店員さんに告げていたので、ああ、外国人さんか、それなら仕方ないな、と思った次第。おっさんなら言語道断でも外国人なら許容できてしまう、これは多様性があるのかないのか、どっちなんだろうか。