6月17日の似顔絵日記と英語と短歌
Mr.Kitabeppu forever.
ピッチャーの生命線は制球力
今こそ学べ北別府さんに
昔から豪速球投手よりコントロールで勝負するピッチャーが好きです。北別府さんはまさにそんなピッチャーでしたよね。と言っても、現役時代のことをあんまり覚えてないんですが。それでもカープの投手陣の中心にいたのは北別府さんですよね。大野川口川端順長富ほか好投手はたくさんいて投手王国やったと思いますが、真ん中にいたのは北別府さん。赤ヘルの赤レンジャーは北別府さんでした。
苗字もかっこいいじゃないですか。エース!って感じですよね。歴代カープのエースは苗字三文字が多くて、古くは長谷川、外木場、そして北別府のあとは佐々岡がいて。いまは大瀬良がその系譜を受け継いでいるんですが、なんとも受け継ぎきれていないところに大瀬良の苦悩がありますよね。ファンの要求は高くなるし、エースというのは実に難しい。
エースの頃は勝利を義務付けられていたから、とにかく勝利に対して貪欲でチームの勝利のことしか考えていなかったからファンサービスを二の次にしていたことが心残りで、引退後は積極的にファンと交流することにした、なんていうエピソードを聞いたら、本当にあたたかい人柄の人なんだな、と思うし、精密機械とはいえ、機械扱いしてほしくなかったりするんですけど、でも、現役の頃はファンサービスを二の次にしていたんだから、そういう部分も機械っぽかったりしたんでしょうかね。
まだ65歳だなんて若すぎます。早すぎます。コントロールで勝負するピッチャーやったのに逝くのが早すぎるなんて。解説者時代はコントロールの悪いピッチャーによく苦言を呈していたと聞きます。現役のピッチャーの皆さんが北別府さんの思いを受け継ぐというのであれば、やはり制球力を磨いてほしい。
背番号20を受け継いでいる栗林が今季は苦しんでいますが、栗林なら絶対に絶対にまた背番号20に恥じぬ快投を見せてくれると信じています。今日のピッチングは見事でした。
私、カープが好きなだけでカープにも北別府さんにもなんにも関係のない人間ですけど、北別府さんの野球に向き合う姿勢を私は創作や表現に向き合う姿勢で見習い、勝手に受け継いでいきたいと思う。
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