理念、社会性を邪魔するもの
素晴らしい理念を持ち、社会性のある活動しているのに認知されない団体や会社、人がいます。
ここで言う認知とは、誰にも知られていない無名と言うことではなく、広く知られているのにメディアにも取り上げられないと言うことです。
メディアに出たと思ったら広告ばかり。
僕の知り合いや尊敬する方にも、当てはまる方がいます。
常に「耐震性能の高い住宅を世の中に広めたい!」と考え活動しているのに認知されない。
この認知を邪魔するものそれはズバリ「金が見える」ことです。
「耐震等級3の住宅を普及させる」という理念に、お金をチラつかせた場合
■耐震等級3の住宅をつくりましょう!! 構造計算は弊社にてサポートします。
→耐震等級3の普及は、構造計算の営業か??
■耐震等級3の住宅をつくりましょう!! それには弊社開発〇〇工法を!!
→耐震等級3の普及は、工法を売るためか?
このように、理念が営業活動にすり替わっています。しかし大半は、営業しているわけじゃなく、本気で耐震等級3の住宅を普及させようと思っていますが、良かれと思ったサポートなどが「モノ売り」になっているため、全てが営業活動に見えてしまいます。
これが、理念や社会性を邪魔するモノの正体だと思います。
まずは、モノ売りをやめることです。やめなくても直結させないことです。
慈善事業をしているわけじゃなく会社を経営しているので、お金を稼ぐことは大切です。しかし、その稼ぐ手法の見せ方が問題なのです。
もっとスマートに、マネタイズする部分を明確に決め、宣伝する部分とマネタイズ部分を切り分けることです。これ、結構大切ですよ。